基礎科学実験
 Fundamental Experiment in Science
 担当教員:加藤 良一(KATO Ryoichi),鈴木 拓史(SUZUKI Takuji),鈴木 宏昭(SUZUKI Hiroaki)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科食環境デザインコース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:実験
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
後に履修する「食品学実験」、「食品衛生学実験」、「調理科学実験」、及び「基礎栄養学実験」に関連して、自然科学の実験で使用する代表的な器具等の使用方法およびそれらを使った簡単な実験の操作について詳しく学習する。
・到達目標
自然科学の実験において、器具や装置の使用方法などの基本的な部分を身に付ける。
・キーワード
実験器具、溶液、希釈、標準直線、光学顕微鏡、培養、解剖、定量

【科目の位置付け】
栄養士の資格を得るために必修の科目

【授業計画】
・授業の方法
担当教員の説明をもとにして、各自またはグループで実験の作業を行なう。
・日程
【加藤良一担当】
①実験器具の種類、器具の洗浄方法
②/③各濃度の溶液の作り方
④/⑤ピペット類の操作方法
⑥/⑦水中のリン酸の定量
⑧魚の解剖
⑨/⑩光学顕微鏡の取り扱い
⑪ヨーグルトの作製
⑮齧歯類の解剖

【鈴木宏昭担当】
⑫アミラーゼによる炭水化物の消化
⑬/⑭アルコール発酵   
             などを予定している(⑫~⑮の順番が変わる可能性あり)。

【学習の方法】
・受講のあり方
担当教員が話す内容をもとにして実験の具体的な作業を行なうので、特に担当教員の説明等は100%理解できるように集中して聞き、その都度講義ノートに詳細に記入しておくこと。また、グループで作業するので、チームワークをよくすること。
・授業時間外学習へのアドバイス
高等学校の「化学基礎」、「生物基礎」、「化学」、及び「生物」の教科書の中で、実験に関する部分を事前に読んでおいてほしい。 今後受講する「食品学実験Ⅰ」、「食品学実験Ⅱ」、「食品衛生学実験」、「基礎栄養学実験」、及び「調理科学実験」の授業や卒業研究等で役立てられるように、講義ノートおよび返却されたレポートでシッカリ復習しておくこと。

【成績の評価】
・基準
○レポート…100点満点
欠席した場合は、上記から減点する。また、学習態度に問題があった場合は、上記からさらに減点することがある。
・方法
提出されたレポートを100点満点で点数化し、欠席1回分をマイナス5点として、そこから減点する。

【その他】
・学生へのメッセージ
安全のために、白衣を着用し、ヒールが低くて動きやすい靴を履き受講すること。また、その白衣に名札も付けること。なお、授業の終了時間(16時55分)を延長して授業を行う場合があるので、この授業を行う木曜日の放課後は、他の予定を入れないなど注意すること。

21147010-2016-08-27303