生活材料工学
 Materials Science for Daily Life
 担当教員:日高 貴志夫(HIDAKA Kishio)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科生活環境科学コース
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:1年、2年、3年、4年  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
日常生活で使用する各種材料にについて、なぜ鉄やシリコンが多く使われてきて、最近ではポリマー系高分子に替わってきているのかを課題として、金属材料を中心にセラミックスおよび高分子材料の基礎的な講義を行う。
・到達目標
日常生活で用いられる製品を構成する各種材料に関する基礎的な概念を把握する。
・キーワード
金属、高分子、セラミックス、結晶構造、自由エネルギー

【科目の位置付け】
技術科の教員免許取得を希望する学生は、必修科目ではないが受講することが好ましい。

【授業計画】
・授業の方法
講義
・日程
第1回:地球誕生と地下資源埋蔵量
第2回:鉄鉱石から鉄を作る(1)
第3回:鉄鉱石から鉄を作る(2)
第4回:鉄と鋼
第5回:シリコン
第6回:結晶構造
第7回:自由エネルギーと空孔濃度
第8回:セラミックスの結晶構造
第9回:高分子の微細構造
第10回:力学的材料強度(1)
第11回:力学的材料強度(2)
第12回:電気的性質(1)
第13回:電気的性質(2)
第14回:釉薬としてのセラミックス
第15回:まとめと最終試験

【学習の方法】
・受講のあり方
復習により、内容の理解を深める。
・授業時間外学習へのアドバイス
単元ごとに小テストを行う。

【成績の評価】
・基準
小テストを実施し、理解するポイントを明確にする。その内容が理解出来ることを合格基準とする。
・方法
小テスト40%+最終試験60%

【テキスト・参考書】
テキスト:なし
参考書:「金属物理:材料科学の基礎」藤田英一(アグネ技術センター)1996。「金属物理学序論」幸田成康(コロナ社)1965.

【その他】
・学生へのメッセージ
微積分学の初歩的学習が済んでいると理解が早い。
・オフィス・アワー
水曜日12:00~13:00

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