スタートアップセミナー(理学部・生物学科)
 Start-up Seminar
 担当教員:渡邉 明彦(WATANABE Akihiko),菱沼 佑(HISHINUMA Tasuku),廣田 忠雄(HIROTA Tadao)
 担当教員の所属:理学部生物学科
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業概要】
・テーマ
生物学を学ぶための基礎的素養を養う。
課題についての調査,自己学習能力の育成と発表力の育成
・到達目標
(1) 自己の考えを、わかりやすく口頭でひとに伝えられるようになる。
(2) 自己の考えを、わかりやすく論理的に文章表現できるようになる。
(3) 課題を解決するための資料を調査できるようになる。
・キーワード
生物学、コミュニケーション力、論理的表現力

【科目の位置付け】
生物学科の学習・教育目標のA(学生便覧別表4−2)

【授業計画】
・授業の方法
一定時間をかけた出身地を含む自己の紹介を行い、口頭での自己表現力を養う。与えられた課題についての自己の考えを、明快で論理的表現の文章
にまとめて発表する。与えられた課題を小グループで調査,学習し,パワーポイント(PPT)を使って発表する。
・日程
第1回 自己紹介:自分を表現する
第2回 犯罪と不正に巻き込まれないために
第3回 キャンパスツアー(図書館、博物館)
第4~7回 フレッシュマンキャンプ(山形市野草園で研修;5/14を予定)で、グループワークの基本を学習する
第8回 大学での学び方:レポート作成の基本、調査の仕方
第9回 生物に関する演習1:イントロダクション
第10回 生物に関する演習1:データ収集と解析
第11回 生物に関する演習1:PPTによる発表
第12回 生物に関する演習2:イントロダクション
第13回 生物に関する演習2:データ収集と解析
第14回 生物に関する演習2:PPTによる発表
第15回 ワークショップ

【学習の方法】
・受講のあり方
学生が主体的に参加する授業として、授業に必要な装置の準備,進行、後片付けも学生が行う。
・授業時間外学習へのアドバイス
学生の主体的参加を求める授業のため,受動的参加ではなく、主体的、積極的に参加されたい。また、後半の課題についての文章作成や調査学習成果の発表では,word、PPTを使うので,word、PPT作成に慣れておく事が望ましい。

【成績の評価】
・基準
到達目標(1)については、プレゼンテーションにおいて聞き手に内容が正しく伝わることを基準とする。
到達目標(2)については、レポートがわかりやすく記述されており、かつ論理的であることを基準とする。
到達目標(3)については、プレゼンテーションおよびレポートで、文献等の資料が収集・整理されていることを基準とする。
・方法
随時実施する課題(発表、またはレポート)の累積点を100点満点に換算して評価する。

【テキスト・参考書】
テキスト:なせば成る スタートアップ学習マニュアル 山形大学出版会
参考書:理科系の作文技術(木下是雄著、中公新書1981年)
参考書:理系のためのレポート・論文完全ナビ(見延庄士郎著、講談社2008年)

【その他】
・学生へのメッセージ
ノートパソコンを購入しておく事が望ましい。高価な(10万円以上)パソコンである必要はないが、PowerpointやKeynoteなどのプレゼンテーションソフトをインストールしてあることが望ましい。
・オフィス・アワー
渡邉(随時)、菱沼(随時)、廣田(随時)

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