【授業概要】
・テーマ
「製造業における製品の品質の高さとは、機能性のばらつきが小さいことである」という品質工学の考え方を紹介するとともに、品質を高めるための実験計画法、機能性評価法について、演習と実習により学ぶ。
・到達目標
○損失関数を使った損失計算ができること ○機能性評価の方法を理解していること ○直交表を活用して、実験パラメータの割り振りができること ○実験結果を用いて、品質を高めるためのパラメータ設定ができること ○自社の現場で上記の考え方に基づき、実験計画ができること
・キーワード
品質工学、タグチメソッド、機能性評価、損失関数
【授業計画】
・授業の方法
前半は講義とエクセルを使った演習を行い、後半は実習を行う。最後にまとめのプレゼンを行う
・日程
第1-2回 品質とは何か? 損失関数(講義と演習) 第3-4回 機能性評価、実験計画法(講義と演習) 第5-9回 パラメータ設計 (実験) 第10回 自分の研究への応用展開 (最終プレゼン)
【学習の方法】
・受講のあり方
慣れない考え方が入っているので、理解できないところをチェックしながら講義に望むこと。エクセルを使った演習をするので、ノートパソコンを持参すること。わからないことは、質問すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業時間内の勉強だけでは不足なので、自分で勉強すること。
【成績の評価】
・基準
上記到達目標がクリアされているかどうかで判断する。
・方法
最終プレゼンの内容により、評価する。
【テキスト・参考書】
田口玄一・横山よし子「ベーシック 品質工学へのとびら」日本規格協会 矢野 宏 「品質工学入門」日本規格協会
【その他】
・学生へのメッセージ
自社に応用できるように取り組んでもらいたい。
・オフィス・アワー
月曜日 15:00~17:00
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