実践英語(二)(後期)
 Practical Enlgish (II) (2nd semester)
 担当教員:富澤 直人(TOMIZAWA Naoto)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
2種類の異なるタイプの英文を読んで、読解力、語彙力、文法知識の向上を目指します。
 主に雑誌記事の比較的長い文章を読み、具体的な主張や提案をその根拠や帰結と一体的に把握する活動と、オチなどのある短い文章を読み言外の意味などを読み取る活動の2つを並行的に行います。
 

【授業の到達目標】
長い文章を通読し、主張・その根拠・その帰結、提案・その理由・その目的などを一体的に読み取ることができる。
文法に則って意味解釈ができる。
語彙の知識が増える。
 

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。
 

【授業計画】
・授業の方法
各回の授業は3つのパートからなります:
第1パートは宿題の答え合わせ、第2パートはメインの長文読解、第3パートはサブの短文読解です。
・第1パートと第2パート(合計60分)は全員で共通授業を行い、第3パート(残り30分)は個人(あるいはスモールグループ)で個別に課題文を読みます。
・1回の授業でおよそ3~4種類(メイン1+サブ2~3)の課題文を読みます(個人差あり)。
 
・日程
教材とする英文記事等は教員が準備し、授業時に配付します。
授業の展開方法は上記の通りです。
 

【学習の方法】
・受講のあり方
第1パート(宿題の答え合わせ)では、自身の読解内容が適切だったかを確認し、とりわけ解釈が異なっていたところはその原因を考察する態度を持ちましょう。
第2パート(メインの長文読解)は、内容の因果関係などを把握する意識をもって、辞書を片手に、約30分のあいだ集中して読みましょう。
第3パート(サブの短文読解)は、柔軟な発想に切り替えて、オチなどを楽しいましょう。受講生ごとに読みこなせた短文の数が異なっていくと思いますが、あさることなく、また、ゆだんすることなく、取り組んでください。
・授業時間外学習へのアドバイス
メインの長文の前半を授業内で(=第2パートの活動として)読み、後半の箇所については宿題とします。この宿題が、次回の授業の第1パートの活動になりますので、必ず、読んで、設問の答えを準備して授業に臨んでください。

【成績の評価】
・基準
知識の習得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の度合い、主体的参加の度合いの4点について、期末試験の結果と課題文の進捗状況とにより、評価します。
基準は次の通り:知識〔語彙や文法を習得したか〕、理解〔教材とした文章の内容を読み取ることができるか〕、汎用的技能〔新規の文章の内容を読み取ることができるか〕、主体的参加〔短文読解の進捗状況〕。
・方法
期末試験(70点)と課題文の進捗状況(30点)の合計による。
なお、出席が10回以下の場合は60点未満の成績となる。

【テキスト・参考書】
テキストなし。
課題文を教員が準備し配付します。

【その他】
・オフィス・アワー
1年間を通して火曜日16:30-1750@研究室

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