留学事前演習(前期)
 Preparation for Study Abroad
 担当教員:人文社会科学部国際交流委員会
 担当教員の所属:人文社会科学部,その他
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 協定校留学を含む海外留学の準備をするための科目です。授業の具体的なテーマとしては,(1)自身が予定する外国留学の目的と意義を整理して明確化する、(2)留学先となる現地の文化や社会制度に関する事情を調査することで,異文化理解における課題を整理し自覚する,(3)現地で受ける授業にスムーズに接続できるよう,語学や専門分野に係るアカデミックな基礎的訓練をおこなう,などが挙げられます。

【授業の到達目標】
(1)外国留学の目的と(予想される)意義を,留学先となる現地の言語で説明することができる。
(2)現地の文化・社会制度を理解し尊重して活動することができる。
(3)現地で受講予定の授業内容について,当該言語で自分の意見を述べることができる。

【授業概要(キーワード)】
海外留学,語学力,異文化理解

【科目の位置付け】
 カリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
 1回目の授業はオリエンテーションに充て,その後は少人数のグループ学習や個別学習へと進みます。
・日程
 初回オリエンテーションの日程は,学期の最初に掲示等でお知らせします。オリエンテーションには原則として受講者全員が参加し,その後は担当教員との調整により、グループ/個別指導に移ります。

【学習の方法】
・受講のあり方
 グループ/個別指導の日程については,必修の授業や演習などと重複しないよう,できるだけ配慮します。実際の留学に先立つ準備のための授業ですので,受講者はみずからの留学目的をつねに自覚して,主体的にそれぞれの課題と取り組むことが必要です。また,現地の社会に関する予備的な理解を各自で進めて下さい。
・授業時間外学習へのアドバイス
 事前学習を円滑に効率よく進めるためには,教員と受講生がよく連絡を取り合うことが欠かせません。意見や要望も遠慮なく表明してください。

【成績の評価】
・基準
 評価にあたっては,まず以下の3点を重視します:
(1)留学の目的と意義を,留学先となる現地の言語で説明できているか。
(2)現地の文化・社会制度を理解し尊重できているか。
(3)留学先で受講予定の授業内容について,現地の言語で自分の意見を述べることができているか。
 上記の3点について,人文学部のガイドラインである,「主体的な参加の度合い」,「知識の修得の度合い」,「理解の度合い」,「汎用的技能の修得の度合い」の4つの基準に基づき,成績評価をおこないます。
・方法
 学習態度や担当教員が与える課題の達成状況などに基づき,総合的に評価します。詳しくはオリエンテーションの時に説明します。

【テキスト・参考書】
 それぞれの担当教員の指示に従ってください。

【その他】
・学生へのメッセージ
 平成29年度入学生については,今年の前期に本授業を履修することはできません。本年度の履修は後期から開始となります。
・オフィス・アワー
 それぞれの担当教員のオフィス・アワーを確認してください。

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