社会学概論
 Introduction to Sociology
 担当教員:阿部 晃士(ABE Koji)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
社会学的な物の見方・考え方を身につけるため、社会学における基本的な概念と社会現象が生起するメカニズムについての理解を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
この授業を履修した学生は、
(1)社会学という学問の概要を知り、その基礎知識を述べることができる【知識・理解】
(2)社会学の概念を使って、社会現象のメカニズムについて説明することができる。【技能】
(3)現代の社会問題について、社会学の概念を用いて議論することができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
社会学、近代化、格差、秩序

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
社会学の現代的テーマを取りあげる講義。
授業時間中にグループディスカッションや小レポート作成の時間を設ける。
・日程
以下のテーマについて、各1回または2回の授業をあてる。
1.親密性と公共性
2.家族とライフコース
3.ジェンダーとセクシュアリティ
4.環境とリスク
5.格差・階層化と教育
6.文化と再生産
7.社会秩序と権力
8.社会運動と社会構想

【学習の方法】
・受講のあり方
理解しにくい点はないか、別の考え方はできないかなど、問題意識をもって授業にのぞむこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業中に紹介する文献を読むこと。取りあげた事例について、さらにその背景やメカニズムを調べ、考えること。

【成績の評価】
・基準
授業時間中の小レポートと試験により、主体的参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の習得の度合い(論理的思考力、文章表現力)を評価する。到達目標の達成度が基準となる。
・方法
小レポート40%、試験60%。

【テキスト・参考書】
参考書:長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志, 2007,『社会学』, 有斐閣.
参考書:片桐新自・永井良和・山本雄二, 2010,『基礎社会学』, 世界思想社.

【その他】
・オフィス・アワー
水曜日12時45分から14時15分 阿部晃士研究室
kabe@human.kj.yamagata-u.ac.jp

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