【授業の目的】
《日本語教師になろう》 日本語は世界中で学ばれています。日本語教師は今、世界中で必要とされています。この講義では日本語学を中心に、日本語教師になるために必要となるさまざまな知識について説明していきます。あわせて「日本語教育能力検定試験」の内容についても、説明していきます。
【授業の到達目標】
日本語学と日本語教育に関する知識を習得できる。また日本語教育に必要な、さまざまな分野を知ることができる。そして「日本語教育能力検定試験」を受験するための準備ができる。
【授業概要(キーワード)】
日本語学 日本語教育 日本語教育能力検定試験
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解した上で履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
テキスト・配布プリントとパワーポイントによる講義を行います。講義終了時に課題(ミニレポート)を出し、次の講義の始めに回収します。また「日本語教育能力検定試験」に関する問題演習を行い、次の授業の初めに確認テストを行います。
・日程
第1回 日本語教育と日本語教師 第2回 日本語教師になるためには 第3回 日本語教育と日本語学① 第4回 日本語教育と日本語学② 第5回 日本語教授法 第6回 問題演習① 社会・文化・地域 第7回 問題演習② 言語と社会 第8回 問題演習③ 言語と心理 第9回 問題演習④ 言語と教育 第10回 問題演習⑤ 〃 第11回 問題演習⑥ 言語一般 第12回 問題演習⑦ 〃 第13回 問題演習⑧ 聴解問題 第14回 問題演習⑨ 記述式問題 第15回 期末テストと授業のまとめ
【学習の方法】
・受講のあり方
講義ではパワーポイントを用いる他、適宜必要事項を黒板に記していきます。また口頭で補足することもあります。それらの情報について、適宜要領よくノートを取ってください。
・授業時間外学習へのアドバイス
[予習のあり方]テキスト・参考書にあらかじめ目を通しておいてください。 [復習のあり方]講義終了時に課題(ミニレポート)を出しますので、次回までに各自の回答を指定の用紙に記入しておいてください。また問題演習を行った次の授業では確認テストを行いますので、必ず見直すようにしてください。
【成績の評価】
・基準
主体的な参加、知識の修得、理解、汎用的技能の修得の四つの度合いで評価します。基準は1) 日本語学と日本語教育に関する知識を習得できているか、2) 「日本語教育能力検定試験」を受験するのに必要な、さまざまな分野について理解しているか、です。
・方法
ミニレポート(20%)・確認テスト(30%)・期末テスト(50%)
【テキスト・参考書】
[テキスト] 高見沢孟ほか『新・はじめての日本語教育 基本用語事典』(アスク出版、2004) [参考書] 高見沢孟ほか『新・はじめての日本語教育1 日本語教育の基礎知識 増補改訂版』(アスク出版、2016) 高見沢孟『新・はじめての日本語教育2 日本語教授法入門 増補改訂版』(アスク出版、2016)
【その他】
・学生へのメッセージ
日本語学と日本語教育の知識を身に付け、「日本語教育能力検定試験」に合格すれば、あなたも世界で活躍することができます。海外に興味がある人にこそ、日本語学と日本語教育を学んでほしいと思います。
・オフィス・アワー
火曜日 13時~17時 中澤研究室(人文社会科学部1号館4階409号室) アポイントにより他の時間帯での面談にも応じます。(電子メール nakazawa@human.kj.yamagata-u.ac.jp で予約すること。)
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