哲学演習(二)(前期)
 Seminar in Western Philosophy (II)
 担当教員:小熊 正久(OGUMA Masahisa)
 担当教員の所属:非常勤講師
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
西洋哲学の古典的テキスト(日本語)を読解し、内容を発表することを通して古典的思想を理解する。

【授業の到達目標】
哲学の古典的テキスト(日本語)の読解の仕方と、内容を発表する仕方を身につけることができる。

【授業概要(キーワード)】
イデア、魂、自然、倫理、コギト、経験論

【授業計画】
・授業の方法
古典的なテキストについて、当番を決めて内容を発表してもらう。
・日程
以下の哲学者について、それぞれ3回程度、重要部分を読み、発表、質疑応答、解説を行う。今のところ以下のテキストを考えていますが、開講時に決定します。

○プラトン:(『クリトン』、『ゴルギアス』、『パイドン』など)対話篇の一部
○アリストテレス:『自然学』、『ニコマコス倫理学』の一部。
○デカルト:『省察』の一部
○ジョン・ロック:『人間悟性論』の一部。

【学習の方法】
・受講のあり方
当番の場合は解りやすい説明を心がける。当番でなくとも積極的に質問し、考察する。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習は欠かせない。当番でなくともあらかじめ決められたところを読んでおくこと。相互に質疑応答を行う。

【成績の評価】
・基準
発表の準備と発表そしてレポートにより「知識の習得」「理解」「汎用的技能の修得(論理的思考力、文章表現力など)」の度合いを見る。質疑応答において「主体的な参加の度合い」を見る。
・方法
発表[30%]と出席および質疑応答[30%]、数回(2~4回)のレポート[40%]により評価する。

【テキスト・参考書】
教科書は使わない。プリントを用意する。

【その他】
・学生へのメッセージ
準備が必要な点でややきびしい演習になりますが、哲学の基本的なテキストを読む練習となるでしょう。

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