美学・芸術学演習
 Seminar in Aestitics
 担当教員:元木 幸一(MOTOKI Koichi)
 担当教員の所属:非常勤講師 人文学部人間文化学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分:文化解釈学コースC群 
【授業の目的】
諸芸術の問題について、各自の問題意識でテーマを設定し、発表する。

【授業の到達目標】
自らできるだけ具体的な芸術に関する問題を設定し、独自の方法で解決を探り、それを他人に対し説得力をもって発表することができるようになる。また発表にはPCなどによる画像を使用するので、画像を使用したプレゼンテーションができるようになる。さらにそれを適切な日本語でレポートにまとめることができる。

【授業概要(キーワード)】
芸術学、質問、発表、視覚資料

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
参加人数により、一人当たりの発表時間は異なるが、一人15~30分発表、15分質疑応答が標準。発表は、配付資料とPCなどによる視覚資料を用いて行う。発表者以外の参加者は、批判的に聞き、質問や意見を積極的に表明する。
・日程
1 発表予定、第1クールは最新の日本語論文を各自1つずつ読んで、その要旨を発表し、質疑応答する。第1回目は日本語論文の担当を決める。
2~8 日本語論文要旨発表。
9~15 独自テーマ発表。

【学習の方法】
・受講のあり方
自ら芸術に関するテーマを設定できるよう勉強することが肝心。発表も質問も普段以上に大きな声で!就活にも通用するような大きな声で話すこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
常日頃の芸術に関係する勉強が大切。また近隣の美術館に何度も行くようにしよう。山形美術館、天童市立美術館、宮城県美術館、仙台市博物館など。

【成績の評価】
・基準
専門論文を理解する能力(知識修得の度合い、理解の度合い)、それを要領よくまとめる能力(理解の度合い)、自分でテーマを設定する能力(主体的な参加の度合い)、それを解決し、説得力をもって発表する能力(汎用的技能の度合い)で評価する。さらに発展させた内容を適切な文章にすることができるか(汎用的技能の度合い)を評価する。
・方法
毎週の発表と質疑応答(50%)と、学期末のレポート(50%)で評価する。

【テキスト・参考書】
自分のテーマに相応しい適切な参考文献をみつけるのも重要な作業。

【その他】
・学生へのメッセージ
美術を研究することの面白さを積極的に味わって欲しい。美術は勉強すればする程、面白くなる。
・オフィス・アワー
月曜日14:30~16:30

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