時事中国語(後期)
 Current Chinese Usage
 担当教員:福山 泰男(FUKUYAMA Yasuo)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:一年間中国語を習った学生  科目区分:国際教養、第二外国語 
【授業の目的】
 時事中国語
 現代中国が抱える様々な課題や、最新の話題を取り上げた中国語の文章を読み、原語による問題分析力を培う。あわせて中・上級水準の中国語力を養う。

【授業の到達目標】
 中国にとってここ数年の金融危機、世界同時不況は、これまで進めてきた経済の構造変換政策、すなわちハイテク中心の第二次産業と第三次産業への転換速度を一時的にゆるめ、様々な緊急経済対策がとられた時期である。
 この数年の経済政策やそれにともなう社会変化は、日本人の想像を上回る速さで進んでいる。伝統的な社会構造が劇的に変化するにともない、様々な文化状況も変容を遂げるようになった。そのようなニュース・評論を取り上げた中国語の時事的文章を読み、かつそれについて討論することで、中国現代の文化・社会の現状とその展望を読み取り、同時に、時事中国語の読解力を身につける。

【授業概要(キーワード)】
 中級リーディング

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
現代中国語の学修を通して、「専門基礎能力」と「社会への発信と貢献の能力」の育成を目指す。
・日程
1 ガイダンス
2 少子化と現代中国
3 伝統と今
4 中印関係
5 ゲームとスマホ
6 トイレ事情
7 地方都市の今
8 スタバをめぐって性
9 昼寝文化
10方言と多元的文化
11食文化の変化
12老後問題
13日中サブカルチャー交流
14爆買い
15まとめ


【学習の方法】
・受講のあり方
 中国語の言語的性質を理解し、現代中国の社会・文化を細かく分析するための、自主的・能動的な授業参加が求められる。
・授業時間外学習へのアドバイス
予習が欠かせない。

【成績の評価】
・基準
 ①主体的な参加の度合い②知識の獲得の度合い③理解の度合い④論理的思考力・文章表現力等の汎用的技能の修得の度合い。以上の4点を評価基準とする。
 その上で中国語中上級の時事文献について正確な読解力と分析力が身についているかを評価する。
・方法
 レポート90点 出席・平常点10点

【テキスト・参考書】
 プリント配布

【その他】
・オフィス・アワー
 木曜日 12:00~13:00

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