欧米文化演習(前期)
 Seminar in European and North American Culture
 担当教員:佐藤 清人(SATO Kiyoto)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
欧米の文化を理解するために,文学作品を原作とする映画を鑑賞して物語を視覚的に理解し,さらにその作品について書かれた複数の研究論文を読むことによって文学研究のアプローチの方法を学ぶことを目的とする。

【授業の到達目標】
研究論文の要約とプレゼンテーションの方法を身につける。質疑応答における積極性を身につける。

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
文学作品を原作とする映画を鑑賞して作品の内容を概略的に理解した後,作品に関する複数の論文について担当者が発表を行い,その後質疑応答を行う。
・日程
第1回:イントロダクション
第2回:映画『ヴェニスの商人』を鑑賞
第3,4回:『ヴェニスの商人』に関する研究論文の発表と質疑応答
第5回:映画『真夏の夜の夢』を鑑賞
第6,7回:『真夏の夜の夢』に関する研究論文の発表と質疑応答
第8回:映画『じゃじゃ馬ならし』を鑑賞
第9,10回:『じゃじゃ馬ならし』に関する研究論文の発表と質疑応答
第11回:映画『タイタス』鑑賞
第12回:『タイタス・アンドロニカス』に関する研究論文の発表と質疑応答
第13回:映画『ロミオとジュリエット』鑑賞
第14,15回:『ロミオとジュリエット』に関する研究論文の発表と質疑応答

【学習の方法】
・受講のあり方
映画鑑賞の際には物語の展開、登場人物の関係などを記憶に留めるようしっかりと見てください。研究論文は発表の担当者だけではなく、全員がかならず読んできて、不明な点を質問できるようにしてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
発表用に分かりやすいレジュメを作成し,期限までにWEBclassにアップしてください。

【成績の評価】
・基準
発表用のレジュメ,質疑応答で態度,期末レポートによって知識の修得,理解の度合い,汎用的技能(論理的思考力,文章表現力),参加の度合いのそれぞれの項目について判定し,その合計点を用いて判定します。基準は1)論文の内容を簡潔に分かりやすく説明できる。2)授業に積極的に参加し,的確な疑問を呈示できる。
・方法
発表の内容:30%,質疑応答の積極性:20%,期末レポート:50%

【その他】
・オフィス・アワー
月曜日 16時30分〜17時30分

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