【授業の目的】
資本主義経済のグローバルな動きが急な現代経済への理解を深めるために,多様な働き方,所得格差や貧困,退職後の生活等に焦点を当て,賃金制度や雇用形態の変化と課題,あるいは再分配制度の現状と課題について知識を得ることを目的とする。
【授業の到達目標】
1)グローバリゼーション現象が,従来の資本主義経済とどこが異なるか,その仕組みや特徴を説明できるようになる。 2)正社員や非正規雇用の処遇について、その実態と近年の変化を適切に説明できるようになる。 3)論点を整理したうえで自分の考えを適切に表現できるようになる。
【授業概要(キーワード)】
グローバリゼーション,内部労働市場,新自由主義
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
毎週のテキスト分担者が内容の要約と論点を疑問点とともに報告した後,疑問点を1つひとつ議論してゆく。
・日程
テキストを定め,1章を2週のペースを原則とするが,テキストの難しい箇所やレジュメがわかりにく場合にはペースを落として進める。テキスト終了毎に,ゼミの時間を1,2週割いてまとめレポートの作成に当てる。
【学習の方法】
・受講のあり方
どんな小さなことでも良いのでテキストに関する疑問点を挙げ発言することを求める。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストの該当箇所を読み,論点と疑問点を整理しておくこと。 時間内に答えられなかった質問事項は次週以降必ずフォローアップすること。
【成績の評価】
・基準
知識の修得,理解の度合い,汎用的技能(論理的思考力,文章表現力),参加の度合いのそれぞれについて,輪番で当たるレジュメや司会,毎回の発言内容によってみる。
・方法
平素の成績(60点),レポート(40点)。
【テキスト・参考書】
ゼミ生と相談のうえ決める。
【その他】
・オフィス・アワー
火曜日13:00-14:40。連絡先yasuda#human.kj.yamagata-u.ac.jp(#を@に)
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