経営学演習
 Management Seminar
 担当教員:柴田 聡(SHIBATA Satoshi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期・後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本講義では、企業が実施する課題解決案のコンテストに応募することを通じ,マーケティング、特に広告論に関する専門知識を実社会の課題解決に応用する能力を養成する。企業から与えられたデータセット並びにテーマに応じた問題設定をおこない、課題に基づいたデータ分析とグループワークによる検討から、具体的な課題解決策の提案とプレゼンテーションの作成をおこなえるようになる。

【授業の到達目標】
・ 経営学についての高度な専門知識をえることが出来る。
・ 講義で得た知識について実際に運用することが出来るようになる。
・ 分析結果を他社にわかりやすくで伝達することが出来る。
・ 起業から与えられたデータを分析し分析の意義付けをすることが出来る。
・与えられた課題を適切に処理しデータに基づいて議論する慣習を身につける。

【授業概要(キーワード)】
課題解決型学習,経営学,マーケティング,データサイエンス

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
講義によって基本的フレームワークとデータ分析を学び、それらの手法を現実のデータにどのように適合させていくかをグループ学習とディスカッションに基づきすすめていく。
・日程
導入講義
・経営学のフレームワーク
・経営分析の各種モデル
・データ分析のデモンストレーション

グループワーク
・参加コンテストとデータの検討
・コンテストへ向けたグループワーク
・授業内発表会
・外部コンテスト参加

【学習の方法】
・受講のあり方
自主的な取り組みが求められる。
・授業時間外学習へのアドバイス
各自グループ内での勉強会並びに教員への積極的な質問を行うことが望ましい。

【成績の評価】
・基準
授業内のプレゼンテーションにより学習への主体的参加度、並びに期末試験による知識の習得度合い,と理解度を評価する。また、期末試験における評価基準として、文章のわかりやすさ論理一貫性もその評価基準とする。
・方法
中間報告 30%
プレゼンテーション 70%

【テキスト・参考書】
照井,佐藤「現代マーケティング・リサーチ -- 市場を読み解くデータ分析」有斐閣
照井,他「マーケティングの統計分析 」朝倉書店

【その他】
・学生へのメッセージ
課題解決には幅広い学問を勉強し主体的な学習が求められるため、本授業のテーマに対して積極的に参加できる学生を求める。
・オフィス・アワー
月曜日(11時00分~14時)
メールで予約があった場合、随時受け付ける。

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