ビジネス創業実践演習
 Problem based learning in start-up business
 担当教員:尻無濱 芳崇(SHIRINASHIHAMA Yoshitaka),洪 慈乙(HONG Ja-eul)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この講義では、学園祭での模擬店出店を「創業」とみたて、受講者がビジネスの創業に必要な基礎的知識を実践的に学び、活用できるようになることを目指す。

【授業の到達目標】
学園祭への模擬店出店を起業の場と見立て、会社の設立から事業計画作成、事業計画発表と資金調達、マーケティング、学園祭でのオペレーション、財務諸表の作成と株主総会、会社の清算までの一連の流れを体験する。これを通じて、受講者はビジネス創業に必要な実践的知識を身につけることができる。

【授業概要(キーワード)】
創業体験、PBL、学園祭、会計学、経営学、企業法

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
教員(外部講師を含む)による講義とグループワークを行う。グループワークでの出店計画の作成、実際の店舗運営、事業報告書の作成が中心になる。
・日程
この講義は隔週開講である。受講日については、掲示と講義初回の説明を通じて連絡する。

前期
第1回:プログラム全体の説明、グループ分け
第2回:社長・役員の決定、製品企画
第3回:司法書士による講演と創業手続き
第4回:公認会計士・コンサルタントによる講演と事業計画作成
第5回:事業計画作成
第6回:事業計画作成
第7回:事業計画発表会と資金調達

後期
第8回:学園祭店舗運営の準備
第9回:学園祭店舗運営の準備
学園祭当日
第10回:公認会計士・コンサルタントによる講演と事業報告書の作成
第11回:事業報告書の作成
第12回:事業報告書の作成
第13回:事業報告会、会社の清算
第14回:全体のまとめ

講義の進捗によっては予定を変更する。

【学習の方法】
・受講のあり方
グループワークが中心になるため、積極的な参加が求められる。
・授業時間外学習へのアドバイス
講義中に決まった作業分担を必ず守ること。

【成績の評価】
・基準
グループワークへの主体的な参加の度合い、創業関係の知識の習得度合い、講義内容の理解の度合い、事業計画・事業報告への反映度合い(汎用的技能の習得度合)について判定し、その結果に基づいて評価する。
・方法
グループワークへの参加の程度(50点)、事業計画・事業報告の内容(50点)
なお、開講学期は前期であるが、学園祭での店舗運営を行うという科目の特性上、成績評価は後期に実施する。

【テキスト・参考書】
特になし
資料は適宜配付する。
経営関系の他の科目で指定されるテキスト、参考書を読み、グループワークに反映できる内容を考えること。

【その他】
・学生へのメッセージ
座学と実践を結び付けることに興味がある学生を歓迎します。受講を希望する学生は、初回のオリエンテーションに必ず参加してください。
なお、本講義の開講学期は前期であるが、店舗運営や事業報告書の作成を行うため、後期(12月初旬)まで続けて参加できる学生のみ受講を認める。
・オフィス・アワー
水曜日、10時30~12時00分、尻無濱研究室。
在室時はいつでもどうぞ。

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