自治体経営
 Local Government Administration in Practice
 担当教員:担当教員を後日、掲示によりお知らせします。
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地方自治体の行政運営のあり方を、山形県という具体的な行政組織の活動を通して理解する。
山形県という行政組織がどのように山形という地域を経営しているか、という観点から、約14人の現役県庁職員の方々に、県の行政機構や財政運営のしくみ、各行政施策現場の課題と現状について語ってもらう。これを通して現実社会の一端を学ぶ。

【授業の到達目標】
地方自治体の行政運営のあり方を通して、今日の地方自治体が抱えている諸問題を理解し、公務員としてであれ、市民としてであれ、今後の地域社会経済にいかに寄与していくかを考えるための基礎的な知識と能力とを身につける。

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
毎回、講義資料を配布し、それに基づいて講義する。
・日程
毎年度若干の変化はあるが、おおむね次のようなトピックスになる。
1.ガイダンス・県の行政機構
2.県は何をしてきたか(新総合発展計画)
3.県財政の仕組みと財政運営
4.雇用対策
5.少子化対策
6.福祉
7.教育
8.文化行政
9.環境行政
10.山形県の観光振興
11.社会資本整備
12.農政
13.地方分権
14.山形県行政の今後

【学習の方法】
・受講のあり方
講師の先生により,授業スタイルは異なるが、毎回の授業内容をきちんとノートに整理し、レポート作成につなげるようにしてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
地方自治体について新書程度の本を予め読んでおき、講師の先生の話す内容を十分理解できるようにしておいてください。
講師の先生の話した内容で十分理解できなかった点については、授業終了後に先生に質問するとともに、図書館の本やインターネットを通じて調べ直しをして、毎回の授業をその都度しっかり理解することに努めてください。

【成績の評価】
・基準
主体的な参加の度合い、知識の習得の度合い、理解の度合い、汎用的技能習得の度合い(論理的思考力,文章表現力)の4つの視点から成績評価を行います。この講義では,山形県政の諸分野における現状と課題とを論ずるレポートの提出を求めますが、次の3点がレポートの評価基準です。
1 各分野での県政課題を的確に捉えているか
2 現在の県の取り組みを正しく理解しているか
3 県政課題や県の取り組みについて、受講生がどのように考えるか
なお、文章表現の論理的構成や問題の分析能力も評価の対象となります。
・方法
学期末にレポートの提出をもとめ、上記の基準に基づいて評価します。

【テキスト・参考書】
テキストは用いない。毎回講義資料が配られます。


参考書はなし。

【その他】
・学生へのメッセージ
開講が近づいた頃、授業計画について修正したものを掲示する場合があるので、掲示に注意してください。
・オフィス・アワー
担当教員を後日、掲示によりお知らせします。

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