【授業の目的】
刑法に関する判例および重要問題について報告・討論を行うことによって、当該判例および重要問題に関する理解を深め、自らの見解を説得的に展開し得る能力を涵養することを目的とする。
【授業の到達目標】
この演習を履修した学生は、下記の目標に到達することができる。 (1)刑法に関する判例および重要問題を正確に理解し、具体的に説明することができる。 (2)刑法に関する判例ないし重要問題について、その意義を説明し自らの見解を論理的に表現することができる。 (3)グループワークをつうじて、事務処理能力およびコミュニケーション能力を高めることができる。
【授業概要(キーワード)】
刑法・刑事政策
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。
【授業計画】
・授業の方法
個別・グループ報告による演習形式
・日程
前期は受講者が関心を抱く判例ないし重要問題に関する個別報告・研究を、後期は受講者全員によって事前に決定する重要問題に関するグループ報告・研究を予定しているが、具体的な内容は受講者と相談の上で決定する。
【学習の方法】
・受講のあり方
受講者は、前期および後期において、それぞれ1回以上の報告義務を負う。
・授業時間外学習へのアドバイス
受講者に直接指示する。
【成績の評価】
・基準
「主体的な参加の度合い」、「知識の修得の度合い」、「理解の度合い」、「汎用的技能(論理的思考力、文章表現力等)の修得の度合い」を評価基準とする。
・方法
演習における報告(30%)、発言(30%)、参加態度(20%)および個別の課題等(20%)。
【テキスト・参考書】
テキストは特に指定しない。 参考書については適宜紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
演習は、受講者が主役であるので、自らが関心を抱く判例や刑法(刑事政策)上の重要問題について報告を行い議論する貴重な場として積極的に活用してもらいたい。 なお、正当な理由なくして3回以上欠席した者には単位を認定しない。
・オフィス・アワー
随時(事前にメールにて予約すること)。
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