刑事訴訟法学への理解を更に深めるため、刑事手続の判例や論文等に関する学生による報告を通して、近年の判例や研究状況について基礎的な知識を得ることを目的とする。

この講義を履修した学生は、
（１）刑事手続に関する近年の判例や研究状況について説明できる。【知識・理解】
（２）刑事手続の判例や論文等に関する報告をすることを通して、事実関係と問題点を的確に把握し、従来の議論を踏まえた上で自説を説得的に展開することができる。【技能】

カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修すること。

演習形式

具体的内容は、受講者と相談の上で決定する。

それぞれの受講者が1回以上の報告義務を負う。また、学年末には裁判傍聴のレポート（3年次および4年次の学生）と自分が関心を持っている刑訴法上の問題に関するレポート（4年次の学生のみ）を提出してもらう。

受講者に直接指示する。

1回以上の報告、裁判傍聴のレポートおよび自分が関心を持っている刑訴法上の問題に関するレポートを課すことにより、主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の修得の度合い（論理的思考力、文章表現力など）のそれぞれの項目について判定し、その合計点を用いて判定する。

レポート（50点）ならびに演習での報告および参加態度（50点）を見て総合的に評価する。

特に指定しない。
随時紹介する。

刑事法基礎および刑事訴訟法を履修していることが望ましい。

在室中ならば随時対応する。長くなりそうならばメールで予約のこと。