民法演習Ⅲ
 Seminar in Civil law III
 担当教員:高橋 良彰(TAKAHASI Yoshiaki)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科総合法律コース
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期・後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
民法分野における法律問題を検討していくことを通して、法解釈、法制度のあり方について考察するための手法を学び、とりわけ判例研究の手法に触れることによって、事実に対するアプローチを知ることができる。

【授業の到達目標】
 学説の分岐点を検討することや、判例研究における資料収集・分析の手法を修得するなどを通じて、主体的に解決策を考えるとともに、その考えを正確かつ理論的に他者に伝えることができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
民法、判例、事実

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解した上で、履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
演習方式で行います。
・日程
全体の進め方は、皆さんと相談して決定します。
前期は、判例研究を中心とし、また、各種文献の講読を行います。(今年度は不動産登記関係の文献を予定しています)
後期は、主体的に設定した課題について報告してもらいます。

【学習の方法】
・受講のあり方
内容を理解することを含め、主体的・自主的に取り組むことが重要です。
・授業時間外学習へのアドバイス
グループごとの報告となりますので、事前に担当者同士で十分に検討してから本番に望んでください。
各自、演習で出た論点をまとめるとともに、関連する文献にも触れてみてください。

【成績の評価】
・基準
法的諸概念を理解し、十分に使いこなせるかどうかが評価の基準となります。
・方法
日頃の報告を80点、質問や意見(レポートを含む)を20点、合計100点満点で評価します。その中で、『主体的な参加の度合い』・『知識の習得の度合い』・『理解の度合い』・『汎用的技能の習得の度合い』を見ます。

【テキスト・参考書】
必要な場合は、その都度指摘します。

【その他】
・オフィス・アワー
木曜日午後2時40分から午後4時10分

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