国語の教材分析A
 Study of Teaching Materials (Japanese) A
 担当教員:渡辺 文生(WATANABE Fumio),宮腰 直人(MIYAKOSHI Naoto)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
教材の読解に関する講義,および,教材の研究と分析を活かした模擬授業を試行する。中学校の国語の授業を担当するにあたって必要となる教材研究の方法を身につけることが目的である。

【授業の到達目標】
代表的な教材を研究分析し、授業として実践できる。

【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については,「カリキュラム・マップ」を参照し,よく理解したうえで履修して下さい。

【授業計画】
・授業の方法
第1部は,論説文を中心とした読解に関する講義をもとに,受講者が自分で選んだ文章に関する読解の指導案を考える課題に取り組む。
第2部は,古典教材を中心に教材分析に関する先行研究・実践例を検討した上で,実際に指導案の作成,授業の試行までを行う。履修者数にもよるが,受講者の発言や発表の機会をなるべく設けたい。
・日程
ガイダンス(第1回目)
第1部(第2〜8回目) 担当:渡辺文生教員
・読解に関する講義
・読解教材の選定
・指導案の検討
第2部(第9〜15回目) 担当:宮腰直人教員
・古典教材研究の視点と方法(講義+議論)
・教材分析の先行研究及び実践例の検討(受講生分担による講読)
・模擬授業の実践(受講生による発表)

【学習の方法】
・受講のあり方
積極的に授業の議論に参加する。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストをよく読んでおく。しっかり準備して課題や発表に備える。

【成績の評価】
・基準
教材を分析する力や適切な指導案を考案することができるかどうか(知識習得の度合い,理解の度合い),それを模擬授業の中で実践できるかどうか(主体的な参加の度合い,汎用的技能の度合い)を評価する。
3分の1以上欠席(実習・忌引き等は除く)の者には合格点を与えない。
・方法
平常点(30%)・発表(40%)・テストまたはレポート(30%)

【その他】
・学生へのメッセージ
第1回目の授業は担当教員2名によるガイダンスを行う。
・オフィス・アワー
渡辺文生:火曜日11:00〜12:00 渡辺文生研究室
fumio@human.kj.yamagata-u.ac.jp
宮腰直人:火曜日12:30~13:30 宮腰直人研究室
n.miya@human.kj.yamagata-u.ac.jp

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