【授業の目的】
生物の体では、さまざまな「運動」がおこなわれている。生物の体と運動の基礎となる仕組みについて、実例を交えながら解説する。
【授業の到達目標】
生物の運動の種類とそのしくみに関する基礎的知識を習得することを通じ、生命現象を科学的視点で捉えられるようになる。
【授業概要(キーワード)】
細胞、細胞運動、細胞骨格、
【科目の位置付け】
専門分野における知識の修得を目的に,高等学校教育から基盤教育への接続に留意した理学分野の基礎的教育を実施する(理学部カリキュラム・ポリシー)。
【授業計画】
・授業の方法
パワーポイントを利用した講義を行う。
・日程
※基本的に以下の日程で進めるが,必要に応じ内容を変更する場合がある。 第 1 回 オリエンテーション 第 2 回 「生物」とは? 第 3 回 細胞骨格 第 4〜5 回 細胞運動 第 6〜7 回 筋肉研究の歴史 第 8〜9 回 筋肉と運動 第 10~11 回 筋肉の種類とその構造 第 12~13 回 筋肉を構成するタンパク質 第 14~15 回 筋収縮の制御
【学習の方法】
・受講のあり方
重要な点を理解しながらメモをとること。休まずに受講し,理解できなかった点は積極的に質問するよう心がけて下さい。
・授業時間外学習へのアドバイス
下記の参考書などを読んで予習しておくと,講義の理解が深まります。理解できなかった点については,できるだけ早く質問して解消すること。 また,授業で扱った内容に関連することを図書館やネットで自分なりに調べ,理解を深めて下さい。
【成績の評価】
・基準
細胞の構造、その運動と制御に関わる基礎的な概念について理解し,適切に説明できることを基準とする。
・方法
講義の理解度をショートテストおよび最終試験で判断する。 ショートテスト 30% 最終試験 70% 成績は100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
テキスト: テキストは指定せず、参考資料としてプリントをその都度配布する。
参考書: ・Alberts, B 他著 中村桂子他 訳 "細胞の分子生物学" 第5版(ニュートンプレス, 2010) ・ Lodish, H 他著 石浦章一他 訳 ”分子細胞生物学" 第6版(東京化学同人, 2010)
【その他】
・学生へのメッセージ
毎回出席し,質問などで自分で学ぶ姿勢を積極的に示すように心がけてください。理解できなかった点についての質問は随時受け付けます。講義内容のどの点に特に興味を持ったか,自分はその点についてどう考えたかなど,常に問題意識を持って講義に臨んで下さい。
・オフィス・アワー
随時
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