【授業の目的】
地球環境学全般にわたる基礎的な実験・実習を体験する。
【授業の到達目標】
実験・実習を通じて、地球環境学全般についての基礎的な知識を身につける。
【授業概要(キーワード)】
地学実験
【科目の位置付け】
理学部CPの4「専門分野以外の学問領域や国際交流、地域社会との交流にも関心を向け、幅広い理学の基礎知識を得るために、学部共通科目を開講する」に対応します。 自然科学基礎実験IVは、教員免許状及び学芸員となる資格取得のための科目であり、修得した単位は卒業に必要な単位数には含まれません(平成28年度入学者用学生便覧p.30)。 ●中学校理科教員免許状を取得する場合の地学実験(コンピュータ活用を含む)に該当します(平成28年度入学者用学生便覧p.37第5表)。 ●高等学校理科教員免許状を取得する場合、必要な実験科目単位数は1です(平成28年度入学者用学生便覧p.37第5表)。各学科で開講されている教免実験科目(平成28年度入学者用学生便覧p.13別表2-1,p.17別表3-1,p.21別表4-1)の単位を取得する場合、自然科学基礎実験IVの履修は不要です。
【授業計画】
・授業の方法
オムニバス形式で地球環境学分野の基礎的な実験・実習を行います。
・日程
最初の授業の際に日程を示します。理学部学生便覧を持参してください。
実験・実習内容 ○ガイダンス、○天気図の作成、○年代測定の原理、○エアロゾルの観察(3回)、○震源決定、○震源距離と初期微動継続時間の関係、○地震の規模と発生頻度、○有孔虫の観察、○SEMを使った微化石の観察、○光学顕微鏡を用いた珪藻化石の観察、○肉眼での岩石の観察、○肉眼での鉱物の観察、○偏光顕微鏡を用いた岩石・鉱物の観察
【学習の方法】
・受講のあり方
それぞれの回の担当者から指示される手順に従って、実験・実習を行います。
・授業時間外学習へのアドバイス
実験・実習で行った内容について、図書館やネットで自分なりに調べてください。
【成績の評価】
・基準
地球環境学の基礎的な内容の実験・実習を、適切に行うことが合格の基準です。
・方法
各回毎に課題の提出あるいは試験を行い、その得点の平均で評価します。 なお、教育実習・介護体験・クラブ活動等で参加できない場合は考慮する場合があるので、あらかじめ申し出てください。
【テキスト・参考書】
必要に応じて各回の担当者が指示します。
【その他】
・学生へのメッセージ
1回目の授業の際、履修登録を行うと共に履修方法等を周知するので必ず出席してください。参加しなかった者の履修は認めません。なお、教育実習・介護体験・クラブ活動等で、1回目の授業に参加できない場合はあらかじめ申し出てください。
・オフィス・アワー
事務取扱:地球環境学科 岩田尚能(iwata@sci.kj.yamagata-u.ac.jp)
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