【授業の目的】
グラフ理論の基礎
【授業の到達目標】
グラフの基本的事項お理解し、離散ならではの面白さ、難しさが理解できるようになることを目標とする。
【授業概要(キーワード)】
グラフ、頂点、辺、オイラーグラフ、2部グラフ、正則グラフ
【科目の位置付け】
理学部ディプロマ・ポリシー「2. 理学についての深い知識の修得、および幅広い視野と探究心の獲得」の方針に則り、コンピュータネットワークなどで近年非常に重要な役割を持つグラフの基本的事項を学習し、数学をさまざまなところに応用できるような人材の育成を目指す。
【授業計画】
・授業の方法
板書による講義および演習を行う。
・日程
1全体の内容の説明 2グラフの定義 3グラフの基本的事項(用語、幾何学的な量) 4グラフの重要な性質(部分グラフ、2部グラフ) 5具体例の計算 6オイラーグラフの判定法 7ハミルトングラフ、彩色問題 以上の内容を15回に分けて行う。
【学習の方法】
・受講のあり方
講義全体の流れを理解できるよう 予習, 復習に努める 。 具体例をたくさん考えることで理解を深めてほしい。
・授業時間外学習へのアドバイス
ノートや参考書を見ながらこれまでにやったことのつながりを理解してほしい。 わからないところは積極的に質問してほしい。
【成績の評価】
・基準
グラフの基本的事項を理解し、具体的なグラフでのさまざまな性質や量を計算できるかどうか
・方法
中間試験30%、期末試験30%、演習40%により評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト:指定しない。 参考書:グラフ理論入門、R.J.ウィルソン著、西関隆夫、西関裕子訳、近代科学社
【その他】
・学生へのメッセージ
わからないところは積極的に質問にくること。
・オフィス・アワー
最初の授業で相談します。 E-mail: ishiwata@sci.kj.yamagata-u.ac.jp
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