【授業の目的】
古典力学 力学は物理を学ぶうえでもっとも基礎となるものです。この講議では、みなさんがイメージする力学の内容よりずっと広い内容を扱います。 また、物理法則を見直す作業をします。きっと、感動すると思いますよ。 具体的項目は授業計画参照のこと。
【授業の到達目標】
授業計画で示された各項目について、概念の理解ができ、具体的に適用できる。
【授業概要(キーワード)】
古典力学
【科目の位置付け】
物理学の基礎的な知識を修得し、社会に貢献するための倫理観と責任感を持つともに、理学についての深い知識を修得し、自己の中に体系化することにより、幅広い視野と探究心を持ち、また、専門分野において修得した知識と思考方法に従って、社会の要請する課題を独創的かつ柔軟に解決 し、その結果を表現する能力と意欲を持つ。また、課題解決に対して協同で取り組めるコミュニケーション能力を持つ能力の向上に寄与する。
【授業計画】
・授業の方法
講義及び小テスト、ワークブック、最近の話題、おもしろい話
・日程
前期(以上16項目を15回の講義に依って学習する) 1.序 2.エネルギーの保存(仮想仕事の原理) 3.時間と距離(衝突断面積) 4.確率(N^(-1/2)、不確定性) 5.万有引力 6.運動(微分係数としての速度・加速度) 7.ニュートンの力学法則 8.運動量の保存(作用反作用) 9.ベクトル(座標系からの開放) 10.力の性質(場、重ね合わせの原理) 11.仕事と位置のエネルギーⅠ 12.仕事と位置のエネルギーⅡ 13.平面内の回転 14.質量の中心;慣性モーメント 15.3次元空間における回転(スキップすることがある) 16.調和振動子(選択的項目)
【学習の方法】
・受講のあり方
講義を聴いて理解に努める
・授業時間外学習へのアドバイス
教科書を事前に学習 副教材としての問題集を解く
【成績の評価】
・基準
授業概要(目標)で示された目標の到達度で評価
・方法
平常点(小テストとワークブック)をB、期末テストの得点をAとする時、 X=(1-A/100)(1-B/100) C=Int(0.5+100*(1-X))によりCを評点とする。
【テキスト・参考書】
テキスト:ファインマン物理学・(力学)ファインマン、レイトン、サンズ著 岩波書店 参考書:古典力学(上)(下) ゴールドスタイン 吉川書店
【その他】
・学生へのメッセージ
まずは、おたのしみ 単位は前期2単位必修である。
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