【授業の目的】
卒業要件である研究実験あるいは理論研究のどちらかを選択します。 本授業を受講するには、高エネルギー宇宙研究グループ、素粒子原子核物理研究グループ、量子物性研究グループのどれか一つに所属する必要が あります。そしてそのグループ内で、理論研究と研究実験のいずれか一つを選ぶ事になります。特定のテーマについて研究を行うことは, 新しい学識を得ることにつながるだけでなく,4年生までの間に学んだ講義・実験・実習をさらに深く体得することにもなります. 物理学を学んできたことの成果が具体的に表される場として設けられていることに卒業研究の意義があります. 特に研究実験においては, 具体的な装置・設備を扱うこと,実際の生データを処理することが必要とされます.ものに手を触れることの重要性は,お仕着せの 学生実験で味わうことのできるものではなく,研究実験において初めて認識できるものです.
【授業の到達目標】
グループごとに異なりますので,配属先の教員の指示に従ってください.
【授業概要(キーワード)】
卒業研究
【科目の位置付け】
自然現象の物理に関する課題に実践的に継続して取り組み,専門分野だけでなく周辺分野も含めた幅広い知識や技術を修得し,課題に対する 適切な理解を議論の中から導き出し,様々な方法で表現する能力を育成します.これらを通して課題解決と説明能力の向上が はかられます(理学部カリキュラムポリシー).
【授業計画】
・授業の方法
グループごとに異なりますので,配属先の教員の指示に従ってください.
・日程
専門書や論文を講読するセミナー,専門的なテーマ設定による高度な実験などから研究実験は成り立っています.詳しい点は配属先の教員の 指示に従ってください.
【学習の方法】
・受講のあり方
グループごとに異なりますので,配属先の教員の指示に従ってください.
・授業時間外学習へのアドバイス
グループごとに異なりますので,配属先の教員の指示に従ってください.
【成績の評価】
・基準
グループごとに異なります.
・方法
卒業研究レポートや成果発表などによって評価されます.各グループによって評価の方法は異なりますので,詳しい点は配属先の教員の指示に 従ってください.
【その他】
・学生へのメッセージ
3年生の10月頃に各グループの研究内容や卒業研究についての説明会があります.4年生になる前に配属希望調査を行いますので, よく考えておいてください. 研究実験を遂行するためには,体力も,物理学の具体的な応用力も必要となります.実験の楽しさに惹かれて,物理学的思考を軽視しないように してください. 2年生4月のオリエンテーションで,配属条件についての説明があります.学生便覧も熟読してください. 1.研究実験を履修するためには,一定の条件(所定の単位を修得していること)を満たす必要があります. 2.研究室配属は受入先グループの教員数などにより人数制限があり,希望者数によっては調整を要することも起こります. 3.研究実験の進め方に関する詳しい点は,配属された研究室の教員の指示に従ってください.
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