化学英語B
 English for Chemists B
 担当教員:村瀬 隆史(MURASE Takashi)
 担当教員の所属:理学部物質生命化学科
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:物質生命化学科  科目区分:必修科目 
【授業の目的】
化学的研究成果の多くは英語論文として世界に向け発信されるため、最先端の研究を理解する上では英語論文を読むことが必要不可欠です。また、 研究活動で必要な学問的知識は英語の教科書から得ることもあります。本講義では、化学英語Aで学習した内容を基に、学術論文や教科書を英語で読むための基礎力を身につけることを目的とします。

【授業の到達目標】
化学英語に頻出する基本構文を覚え、化学英語に特有の表現に慣れることができる。化学に関する短い英文を読んで、その内容を正しく、かつ素早く理解できる。

【授業概要(キーワード)】
化学英語、英語表現

【科目の位置付け】
この講義は、化学英語に頻出する基本構文を覚えることによって、化学専門分野における知識を修得することを目的とする。(理学部カリキュラム・ポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
テキストに記載の150の例文を使って、化学英語に関する基礎知識を学ぶ。授業内での小テストや補足説明により、知識の定着と応用力を高める。
・日程
Chapter 3「化学に頻出する基本構文を覚えよう」
第1回目 ガイダンス、例文 1-15
第2回目 例文 16-40
第3回目 例文 41-65
第4回目 例文 66-80、中間試験
第5回目 例文 81-105
第6回目 例文 106-130
第7回目 例文 131-150
第8回目 期末試験

【学習の方法】
・受講のあり方
毎回、基本構文の確認テストを行います。英和辞典を持参すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
例文を読むだけでなく、実際に書いて覚えること。テキストに付属のCDを聞き、文字に起こすこと。

【成績の評価】
・基準
化学英語に頻出する基本構文を覚え、その知識を適切に応用できることを評価基準とする。
・方法
小テスト(30%)+中間・期末試験(70%)

【テキスト・参考書】
テキスト:「化学英語101 リスニングとスピーキングで効率的に学ぶ」(國安均著、化学同人)
参考書:高校で使用した英文法の参考書

【その他】
・学生へのメッセージ
テキストに記載の150の例文を理解できれば、かなりの化学英語に対応できるようになります。また、これらの構文を覚えれば、英作文にも大いに役立ちます。化学に関する英文を読めるようになるだけでなく、書けるようになることも目標にして、学習に取り組んで下さい。
・オフィス・アワー
特に設定しないので、いつでも可能です。理学部1号館323号室
E-mail: tmurase@sci.kj.yamagata-u.ac.jp

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