動物生態学実験
 Field Course in Animal Ecology
 担当教員:廣田 忠雄(HIROTA Tadao)
 担当教員の所属:理学部生物学科
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:実験
 開講対象:生物学科  科目区分:選択科目 
【授業の目的】
野外の多様な生物を直接観察することで、机上では得られないものを学習。また、課せられた研究調査を自らの手で行い、成果をまとめて報告することで、野外調査の過程を体験。

【授業の到達目標】
野外調査を自ら計画し、遂行し結果を論理的に分析し、発表する能力を身につける。

【授業概要(キーワード)】
行動生態学・動物行動学

【科目の位置付け】
自然環境を観察し、実験的を通じて解析することで、様々な文化に対する理解を深めながら、地域を創生する能力を有する次世代の形成を目指す。

【授業計画】
・授業の方法
複数の課題から選択したテーマについて、自ら計画を立て、野外調査を実施する。得られた結果を発表し、討議する。
・日程
1. 6月中旬のオリエンテーション:数名単位の班に分け、テーマを選択する。
2. 7月中旬:班毎に計画案を発表する。
3. 7月下旬:再度検討した計画案を提出する。
4. 8月2日(水)~4日(金):調査実施。3日目に結果をプレゼンテーションし、討議する。
※実習地は、小白川キャンパス周辺を予定。

【学習の方法】
・受講のあり方
実験に必要な機器を全てこちらで用意できるわけではないので、必要に応じて各自で入手すること。
・授業時間外学習へのアドバイス
必須ではないが、個体群生態学を履修していることが望ましい。

【成績の評価】
・基準
事前計画, 実験の遂行の適切さ, プレゼンテーション, レポートの内容
・方法
事前計画 10点, 実施状況 20点, プレゼンテーション 35点, レポート 35点

【テキスト・参考書】
参考書
日本比較生理生化学会 (2012) 研究者が教える動物飼育 第2巻 昆虫とクモの仲間

【その他】
・オフィス・アワー
実習中に連絡する

30400422-2017-03-34220