生物学特講I
 Advanced Biology I
 担当教員:佐藤 成樹(SATO Naruki)
 担当教員の所属:理学部非常勤講師(千葉大学融合理工学府・理学研究院)
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:生物学科  科目区分:選択科目 
【授業の目的】
動物の体や諸器官は、その発生過程において細胞分化と組織形成が同時に進行して形成される。本講義ではこれらの機構を理解する上で重要な細胞生物学と組織学を微細構造のレベルを含めて解説する。

【授業の到達目標】
生命体を構成する細胞・組織について、その微細構造と分化過程について総合的な知識を述べることができる。

【授業概要(キーワード)】
細胞生物学、組織学、生理学、発生生物学

【科目の位置付け】
理学部カリキュラムポリシー1,2に準拠

【授業計画】
・授業の方法
液晶プロジェクターや配布プリントを用いた講義を行う。
・日程
第1〜3回 細胞の基本構造と機能
第4〜6回 上皮組織の構造と機能
第7〜9回 結合組織の構造と機能
第10〜12回 筋組織の構造と機能
第13〜15回 神経組織の構造と機能

【学習の方法】
・受講のあり方
口頭で説明される内容についても、適宜メモをとりながら受講してください。講義中の質問は適宜受け付けますので、積極的な受講態度で臨むようにしてください。
・授業時間外学習へのアドバイス
理解が追いつかなかった点に関しては、自習して理解を深めてください。

【成績の評価】
・基準
講義内容の理解度をショートテストおよび最終試験で判断する。
・方法
ショートテスト 30%
最終試験    70%
成績は100点満点で評価し、60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
テキスト:
テキストは指定せず、参考資料としてプリントをその都度配布する。

参考書:
・Alberts, B 他著 中村桂子他 訳 "細胞の分子生物学" 第5版(ニュートンプレス, 2010)
・ Lodish, H 他著 石浦章一他 訳 ”分子細胞生物学" 第6版(東京化学同人, 2010)

【その他】
・学生へのメッセージ
毎回出席し,質問などで自分で学ぶ姿勢を積極的に示すように心がけてください。理解できなかった点についての質問は随時受け付けます。講義内容のどの点に特に興味を持ったか,自分はその点についてどう考えたかなど,常に問題意識を持って講義に臨んで下さい。

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