【授業の目的】
配属用件を満たした4年次学生を対象とし、指導教員との相互理解のもとで研究課題を決定し、その課題について自主的に生物学の研究を遂行する。
【授業の到達目標】
問題の提起、方法の選択と実行、結果の分析、問題解決という生物学の研究法を理解できる。
【授業概要(キーワード)】
分子・細胞、組織・器官、個体、生物群集、生態系、生物圏、遺伝、進化
【科目の位置付け】
理学部生物学科のカリキュラム・ポリシーに準拠する
【授業計画】
・授業の方法
指導教員が専攻する生物学の分野における最新の研究を、テーマの設定から実験・観察を経て、結果の獲得とその意義の理解に至るまで、議論を重ねながら実践する。
研究分野と指導教員 動物生態学・植物生態学分野:富松 裕、廣田忠雄 進化・遺伝学分野:玉手英利、半澤直人 系統分類学分野:横山 潤、藤山直之 植物生理・細胞学分野:宮沢 豊、菱沼 佑 動物生理・生化学分野:長山俊樹、中内祐二 動物発生・生殖生物学分野:品川敦紀、渡邉明彦
・日程
1-14、研究テーマの設定、実験・観察、結果の獲得とその意義の理解、卒業論文の作成 15、卒業研究発表
【学習の方法】
・受講のあり方
実験・観察など、研究のための諸要件に必要な積極的に取り組んむこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
研究の遂行に必要な知識などを、適宜教科書や科学論文、指導教員や研究室の学生とのディスカッションから集めて下さい。集められた情報やえられた結果はすぐに整理して、内容の理解に努めてること。
【成績の評価】
・基準
日常の研究活動、卒業研究論文の内容等を総合的に判断して評価する。
・方法
実験・観察への取り組み(40%)、研究のための情報収集(20%)、卒業研究論文の作成(40%)
【テキスト・参考書】
指導教員が研究分野とテーマに沿って指示します。
【その他】
・学生へのメッセージ
積み重ねた勉学の集大成であることを意識して、積極的に取り組んで下さい。研究上で悩みが生じた場合は、一人で悩まないで、コース長(平成29年度は横山)、または教務厚生委員(平成29年度は宮澤)に相談して下さい。最も良い解決策を一緒に考えます。
・オフィス・アワー
指導教員によって異なります。それぞれ問い合わせて下さい。
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