【授業の目的】
環境変動と物質循環について研究の最先端を学ぶ。 宇宙の誕生と共に放射能・放射線は存在しており、現在も環境放射能となって私達の周りに存在している。本授業では、地球における環境放射能に関する理解を深め、地球化学における様々な分析手法に関する知識を身につけると共に、いろいろな地球物質の研究について学ぶ。
【授業の到達目標】
環境変動と物質循環に関する最新の研究について理解し、説明できるようになる。 具体的には、地球における環境放射能に関する知識を身につける。地球物質について地球化学的な手法を用いたさまざまな研究を理解・説明できるようになる。
【授業概要(キーワード)】
環境放射能・地球化学・地球化学標準物質・地球化学図・風送ダスト・堆積速度など
【科目の位置付け】
「物質循環科学I」「物質循環科学II」の受講を踏まえ、より応用的な知識の修得を目指す。学習・教育目標D-2(地球の物質循環や動態に関する基礎知識とその応用)に主体的に関与する。
【授業計画】
・授業の方法
パワーポイントなどを使用して授業を行い、様々な研究に関する理解を深める。
・日程
主な話題は、 *環境放射能と放射化学 *放射性核種を利用した地球化学的研究 *湖沼の堆積速度と堆積環境 *地球化学標準物質の作成とその利用 *地球化学図の作成とその利用 *風送ダスト *福島原発事故の話題(放射性核種・エアロゾル) など
【学習の方法】
・受講のあり方
関連する情報をネットで収集してより深く広い理解を目指して下さい。
・授業時間外学習へのアドバイス
より詳細な事項、詳しい解説を、専門書を読んで理解して下さい。
【成績の評価】
・基準
放射線・環境放射能に関する知識を理解すること。さまざまな地球物質について地球化学的な手段での研究を理解・説明できるようになること。
・方法
成績は、出席とレポートなどで評価する。
【その他】
・学生へのメッセージ
連絡先:柳澤文孝
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