【授業の目的】
人体構造学および人体組織学に関する総論
【授業の到達目標】
医学を習得するための礎となる「人体構造学(肉眼解剖学、組織学)」の総論的学習を開始する。 1. 医学における解剖学習得の意義を理解する。 2. 人体を構成する各部分の名称を理解する。 3. 骨の構造と名称を理解する。 4.「細胞」を構成する各要素を理解する。 5.「組織」の概念を理解する。 6. 人体発生学(初期発生)を理解する。
【科目の位置付け】
2年次に開講する「人体構造学」の総論と位置付けた授業を行う。
【授業計画】
・授業の方法
講義および実習
・日程
1)解剖学習得の意義 2)人体構造の名称 3)骨の構造と名称 4)細胞の構造と機能 5)人体発生学(初期発生) 6)上皮組織、結合組織、血液、骨・軟骨組織、筋組織、神経組織 7)実習:骨のスケッチ、顕微鏡の使用法
【学習の方法】
・受講のあり方
1)授業内容の理解に努め、ノートを取ること。 2)実物の観察に基づいてスケッチを行うこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
授業で提示された学習ポイントを整理し、テキストを熟読すること。
【成績の評価】
・基準
1)記述式筆記試験 2)実習レポート:骨をスケッチし国際解剖学用語を全て記入したものを提出する。 3)骨学スケッチと試験の結果は、2年時の成績に加える(2年時シラバス「人体構造学(解剖1)」を参照)。
・方法
筆記試験
【テキスト・参考書】
テキスト:標準組織学 総論(医学書院)、骨学実習の手引き(南山堂) 参考書: 解剖学講義(南江堂)、神経科学-脳の探求(西村書店)、解剖学用語(丸善)
【その他】
・学生へのメッセージ
本授業に限らず、テキストを自ら購入し熟読する習慣を身に付けること。その習慣が貴君を形作る、と心得たい。入門人体解剖学(南江堂)の一読を薦める。
・オフィス・アワー
原則として、授業終了後に随時受け付ける。
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