【授業の目的】
衛生学 人を取り巻くさまざまな環境を理解し、疾病の成因とその予防を考え、更に健康についての理解を深める。今日、環境問題は人類にとって最重要課題の一つであるが、身近な生活環境と健康について関心を持ってもらいたい。
【授業の到達目標】
さまざまな環境が健康に及ぼす影響を知り、環境異常によって引き起こされる疾病の成因とその予防法を理解する。
【授業概要(キーワード)】
環境衛生学、予防医学、中毒学、産業医学
【科目の位置付け】
必修
【授業計画】
・授業の方法
板書、プリント及びスライドを用いた授業を行う。後期には、医学統計学の演習を予定している。また、生活環境と健康に関する様々な分野について各分野の専門の先生に非常勤講師として講義をお願いしてある。
・日程
前期 4月5日から7月19日まで 講義終了後、前期試験を行う。 後期 10月04日 から12月13日まで 講義終了後、後期試験を行う。翌年1月10日から医学統計学の演習を行う。
【前期】 4月 5日 水 総論/川崎 4月12日 水 公衆衛生学総論Ⅱ/川崎 4月19日 水 公衆衛生学総論Ⅲ/川崎 4月26日 水 公衆衛生学総論Ⅳ/川崎 5月10日 水 放射線の生体影響/一般財団法人理化学分析センター・笠原義正先生 5月17日 水 農薬・有毒ガス/一般財団法人理化学分析センター・笠原義正先生 5月24日 水 有機溶剤その他の化学物質/一般財団法人理化学分析センター・笠原義正先生 5月31日 水 食品と健康/山形大学教育文化学部助教・矢口友理先生 6月 7日 水 公害問題/大岩環境技術士事務所・大岩敏男 6月14日 水 大気環境/大岩環境技術士事務所・大岩敏男 6月21日 水 水環境/大岩環境技術士事務所・大岩敏男 6月28日 水 化学物質汚染・廃棄物処理/大岩環境技術士事務所・大岩敏男 7月 5日 水 精神保健/福島県立医科大学公衆衛生学講座講師・大類正嗣先生 7月12日 水 ゲノミクスと医学/邵 7月19日 水 医学・生物情報学/邵 7月26日 水 前期試験
【後期】 10月 4日 水 感染症総論/バイオバンク株式会社・大谷勝実 10月11日 水 感染症各論Ⅰ/バイオバンク株式会社・大谷勝実 10月18日 水 食品衛生/バイオバンク株式会社・大谷勝実 10月25日 水 衛生動物/バイオバンク株式会社・大谷勝実 11月 1日 水 薬害/医療政策学講座教授・村上正泰先生 11月 8日 水 産業保健/山形大学保健管理センター教授・冨樫 整先生 11月15日 水 地球環境と健康/兵庫医科大学医学部環境予防医学教授・若林一郎先生 11月22日 水 個別化医療/神奈川県立がんセンター臨床研究所情報学部部長・成松宏人先生 11月29日 水 感染症各論Ⅱ/邵 12月 6日 水 母子保健/福島県立医科大学総合科学教育センター教授・後藤あや先生 12月13日 水 腸内細菌とヒトの健康・疾患/邵 12月20日 水 後期試験
1月10日 水 医学統計学Ⅰ 1月17日 水 医学統計学Ⅱ 2月 6日 火 医学統計学Ⅲ 2月13日 火 医学統計学Ⅳ 2月20日 火 医学統計学Ⅴ
【学習の方法】
・受講のあり方
講義・実習を問わず積極性が重んじられる。
・授業時間外学習へのアドバイス
特別な予習を必要としないが、日頃から生活環境と健康に関する話題に関心をもつこと。 講義内容を適当な教科書を用いて復習すること。
【成績の評価】
・基準
試験および統計学演習レポートによる(出席が3/4に満たない者は受験資格がないことに留意)。
・方法
60点以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
2016・2017年版 図説国民衛生の動向(厚生統計協会) 標準公衆衛生・社会医学(医学書院)
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