臓器疾患学:呼吸器コース
 Course of Respiratory Medicine
 担当教員:柴田 陽光(SHIBATA Yoko),貞弘 光章(SADAHIRO Mitsuaki),久保田 功(KUBOTA Isao),大泉 弘幸(OIZUMI Hiroyuki)
 担当教員の所属:医学部医学科
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:34単位  開講形態:講義
 開講対象:医学科  科目区分:専門教育・必修  
【授業の目的】
呼吸器内科学,呼吸器外科学を中心とした呼吸器病学全般、特に、呼吸器疾患の診断学,治療学,救急医療,予防医学について、理解を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
1. 呼吸器系の構造と機能を説明できる。
2. 呼吸器疾患の病態生理を説明できる。
3. 呼吸器疾患の病因について説明できる。
4. 呼吸器疾患の診断について説明できる。
5. 呼吸器疾患の治療について説明できる。
6. 呼吸器疾患の救急医療について説明できる。
7. 呼吸器疾患の予防医学について説明できる。

【授業概要(キーワード)】
呼吸器病学,呼吸器内科学,呼吸器外科学,呼吸器診断学

【科目の位置付け】
臨床医として必須とされる呼吸器病学全般に亙る知識を身につけることを目的とする。第3学年では系統講議を中心として呼吸器科領域の医学知識を習得してもらう。

【授業計画】
・授業の方法
系統講議,ケーススタディ学習(プラカン)
・日程
2016年6月 2週間

【学習の方法】
・受講のあり方
呼吸器科領域の医学知識を臨場感をもって習得する。
・授業時間外学習へのアドバイス
教科書や参考図書等により該当疾患・項目の概略を把握しておく。
授業ノート・プリントで要点を確認しながら,再度教科書や参考図書等により該当疾患・項目に関する知識を整理する。余裕があれば各種試験問題にあたる。不明な点は積極的に担当教官に質問する。

【成績の評価】
・基準
本コース終了後の試験,学内移行試験,CBT,講議出席回数等により評価する。
・方法
提出レポート,本コース終了後の試験,学内移行試験,CBT,講議出席回数等により総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
Textbook of Respiratory Medicine (Murray JF and Nadel JA eds, WB Saunders)

【その他】
・学生へのメッセージ
呼吸器病学をこの2週間で集学的に学び,アレルギー,感染,慢性炎症,腫瘍,免疫異常,先天奇形,など多種多様な顔を見せる呼吸器疾患に興味をもってもらいたい。しっかりした邦文の教科書や参考書で自主的に勉学に励み、教官にも積極的に質問する姿勢を持っていただきたい。
こちらで指名した斑に、内科と外科でそれぞれ症例を担当してもらい、その症例のまとめ、講義で発表してもらいます(プラカン)。

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