【授業の目的】
肝胆膵 Organ diseases : Liver,Biliary tract, Pancreas 講義を通して肝胆膵の正常構造と機能、主な肝胆膵疾患の病態生理、原因、症候、診断と治療を学ぶ。
【授業の到達目標】
1)肝胆膵の正常構造と機能を説明できる。 2)主な肝胆膵疾患の病態生理、原因、症候、診断について説明できる。
【授業概要(キーワード)】
肝臓、胆道、膵臓、構造、機能、疾患、検査、診断、治療
【科目の位置付け】
この授業は,肝胆膵の正常構造・機能および疾患について論理的に分析し,解決策を提案する力を身につけるものである。
【授業計画】
・授業の方法
本コースは、外科学第一講座を主責任講座とし、内科学第二講座を副責任講座として行なう。
・日程
第1週:10月3日~10月7日 肝胆膵の構造と機能、肝胆膵の診断と検査、肝胆膵疾患と治療 第2週:10月10日~10月14日 肝胆膵疾患と治療
【学習の方法】
・受講のあり方
講義で基本的な知識を得る。 case studyの発表に積極的に取組み、互いに質問し回答することにより、discussionの能力を高め、問題意識を持って症例を検討する。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストや参考書を用い、解剖・生理など肝胆膵領域の基礎的な概要を把握しておく。 テキスト、配布された資料などを復習し、疑問点の解決に努める。
【成績の評価】
・基準
肝胆膵の構造と機能,診断と検査,疾患と治療について適切に説明・論述できることが合格の基準とします。
・方法
講義への出席状況を踏まえ、全講義終了後に筆記試験(多肢選択式・記述式)を行い、60点以上を合格とします。
【テキスト・参考書】
標準外科学(医学書院) 新臨床外科学(医学書院) 新外科学体系(中山書店) 内科診断学(医学書院) ハリソン内科学(メディカルサイエンスインターナショナル) 総合内科診断学(朝倉書店) 新臨床内科学(医学書院) EBM現代内科学(金芳堂)
【その他】
・学生へのメッセージ
基礎医学で学んだことを基に、臨床医学における疾患に対して興味をもって学んで欲しい。それぞれの疾患の病態生理、原因、症候を十分に把握し診断することが、よりよい治療につながることを認識してほしい。 個人情報の取り扱い方に注意し、症例発表の方法を学んで欲しい。
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