【授業の目的】
耳・鼻副鼻腔・咽頭・喉頭・口腔・頭頸部の解剖・機能を十分に理解し、それぞれの部位に生じる疾患の病態、疫学、診断、治療について学習する。 感覚器疾患を理解する上での基礎的事項(解剖、生理)および臨床的事項(病態、検査、治療)についての集中講義を行う。
【授業の到達目標】
耳・鼻副鼻腔・咽頭・喉頭・口腔・頭頸部の複雑な解剖・生理を十分に理解し、耳鼻咽喉・頭頸部系疾患特有の症候、病態、診断、治療について基礎的な知識を習得し、説明することができる。
【授業概要(キーワード)】
感覚器疾患、耳鼻咽喉・頭頸部外科学
【授業計画】
・授業の方法
2週間にわたり、耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野の教官による集中講義を行う。各講義時に配布される講義資料に基づいて、主にPCプレゼンテーションを中心に講義が行われる。また適宜ビデオやDVDなどAVを利用する。
・日程
2週間にわたり、耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野、および視覚病態学分野の教官による集中系統講義を行う。 第1週は、視覚病態学分野の講義を行う。 第2週は、耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野の講義を行う。主な講義項目は、耳・鼻・咽頭・喉頭・口腔・頭頸部の解剖・生理、症候、診断と検査、外耳・中耳・内耳疾患、めまい・平衡障害、顔面神経麻痺、鼻副鼻腔疾患、味覚・嗅覚障害、口腔・咽頭・喉頭疾患、嚥下障害、音声言語障害、睡眠時無呼吸、甲状腺・唾液腺疾患、頭頸部腫瘍、外傷、救急疾患である。
【学習の方法】
・受講のあり方
講義には積極的な学習参加を期待する。また両分野ともに、扱う範囲が複雑でありまた広汎であるために、授業のみでは全ての範囲を網羅することは不可能である。講義と講義時の配付資料だけを学習するのみではなく、授業で取り上げなかった関連分野についても、推薦教科書等を使用しての自学自習が必須である。
・授業時間外学習へのアドバイス
事前に講義関連項目を、教科書等を用いて予習しておくと内容がより理解しやすい。 講義の内容、講義時の配付資料の再確認と、授業で取り上げなかった関連分野の教科書等による自学自習が望ましい。
【成績の評価】
・基準
毎回講義の出席をチェックする。講義の出席率、筆記試験の成績により総合的に評価するが、既定の出席に満たない者には受験資格を与えない。
・方法
各分野ごとに筆記試験を行う。詳細な日程は後日通知する
【テキスト・参考書】
新耳鼻咽喉科学(南山堂) New耳鼻咽喉科・頭頸部外科学(南江堂) TEXT耳鼻咽喉・頭頸部外科学(南山堂)
【その他】
・学生へのメッセージ
質問があれば、授業終了時に教官に積極的に質問してください。授業後も、研究室に来ていただければどんな質問でも丁寧にお答えしますので遠慮せずに訪問して下さい。 授業中の私語や携帯電話によるメールは厳禁です。また遅刻や授業途中での退室は、出席と認めない場合もあります。 基礎的な知識として、解剖・生理は教科書で予習した方が授業内容がよく理解できると思います。
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