【授業の目的】
1.皮膚に生じる主な腫瘍の臨床所見と病態、および治療法を理解する。 2.色素性皮膚腫瘍の臨床所見と病態、および治療法を理解する。 3.母斑と母斑症の臨床所見と病態、および治療法を理解する。 4.皮膚に生じる感染症の臨床所見と病態、および治療法を理解する。 5.サルコイドーシスなどの肉芽腫症の臨床と病態、および治療法を理解する。 6.膠原病の皮膚症状と病態を理解する。 7.アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚疾患の臨床と病態、および治療法を理解する。 8.皮膚科で扱う救急、皮膚外科について理解する。
【授業の到達目標】
1.皮膚に生じる主な腫瘍の臨床所見と病態、および治療法が理解できる。 2.色素性皮膚腫瘍の臨床所見と病態、および治療法が理解できる。 3.母斑と母斑症の臨床所見と病態、および治療法が理解できる。 4.皮膚に生じる感染症の臨床所見と病態、および治療法が理解できる。 5.サルコイドーシスなどの肉芽腫症の臨床と病態、および治療法が理解できる。 6.膠原病の皮膚症状と病態が理解できる。 7.アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚疾患の臨床と病態、および治療法が理解できる。 8.皮膚科で扱う救急、皮膚外科について理解できる。
【授業概要(キーワード)】
悪性黒色腫、色素細胞性母斑、脂漏性角化症、基底細胞癌、有棘細胞癌、母斑、母斑症、膠原病、薬疹、アレルギー性皮膚疾患、ウイルス性疾患、皮膚結核、肉芽腫症
【科目の位置付け】
臨床医学の各専門分野のうち皮膚に関する専門性を追求する。
【授業計画】
・授業の方法
講義、個人およびグループ学習、レポートの3つで構成する。
・日程
(予定) 平成29年 7月10日(月)湿疹・皮膚炎・アトピー性皮膚炎、色素異常症、悪性黒色腫 7月11日(火)課題提示、AIDS、ウイルス性疾患、レポート作成 7月12日(水)皮膚良性腫瘍・間葉系腫瘍、上皮性悪性腫瘍、真菌・細菌性皮膚疾患、動物性皮膚疾患 7月13日(木)日光と皮膚、老化と皮膚、ハンセン病、結核、肉芽腫、アレルギー、中毒疹、膠原病 7月14日(金)皮膚科救急、皮膚外科、母斑、母斑症、特別講義
【学習の方法】
・受講のあり方
1.講義と提示課題に対する個人およびグループ学習、レポート作成からなる。 2.講義毎にプリントを配布するので学習に役立てること。 3.講義はスライドを用いて行う。皮膚の臨床所見や組織所見をスライドで示す。皮膚科ではこれらのスライドをよく見ることが重要である。
・授業時間外学習へのアドバイス
基本診断学で学んだ発疹学を見直しておくこと。 講義テーマ毎に配布するプリントを、授業で供覧した画像を思い出しながら読んで下さい。
【成績の評価】
・基準
1.提示課題に対して各自が提出するレポートによって評価する。 2.コース修了後の試験期間に行う試験で基準点を上まわること。 3.授業の出席率が基準を超えていること。
・方法
1.提示課題に対して各自レポートを作成する。 2.コース終了後、試験を行う。
【テキスト・参考書】
コース中に配布するプリントをテキストとする。 1.標準皮膚科学 第10版、医学書院 2.清水 宏:あたらしい皮膚科学 第2版、中山書店 3.上野賢一、大塚藤男:皮膚科学 第9版、金芳堂
【その他】
・学生へのメッセージ
皮膚科ではスライドをしっかり見て、各種疾患の皮疹の特徴を学んでください。各自レポートを提出して下さい。
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