臓器疾患学:器官病理学
 Organ Pathology
 担当教員:山川 光徳(YAMAKAWA Mitsunori), 加藤 智也(KATO Tomoya), 大江 倫太郎(OHE Rintaro), 樺澤 崇允(KABASAWA Takanobu),宇都宮 文(UTSUNOMIYA Aya),ナイン・イエイ・アウン(Naing Ye Aung)

 担当教員の所属:医学部医学科
 開講学年:3年  開講学期:通年  単位数:34単位  開講形態:講義・実習
 開講対象:医学科  科目区分:専門教育・必修  
【授業の目的】
個々の疾患の病理学的特徴を臨床所見と併せて理解する。
臓器別講義の中で、その疾患の臨床的および病理学的特性を有機的に理解する。

【授業の到達目標】
医学教育モデル・コア・カリキュラムを参照し、重要な疾患の病理学的特徴(病因、肉眼的および組織学的所見など)を理解する。

【授業概要(キーワード)】
循環器疾患、血液疾患、呼吸器疾患、消化管疾患、皮膚疾患、腎・尿路疾患、内分泌臓器疾患、肝・胆・膵疾患、生殖器疾患、神経疾患、運動器疾患、感覚器疾患

【科目の位置付け】
臓器疾患学の中で行う病理学各論

【授業計画】
・授業の方法
臓器疾患学の各コースの中で講義と実習を行う。
・日程
臓器疾患学の各コースで、火曜日、5-8校時に行う。
・循環器
・血液
・呼吸器
・上部消化管
・下部消化管
・皮膚
・腎・尿路
・内分泌
・肝・胆・膵
・生殖器
・周産期・前立腺
・乳腺
・神経
・運動器(骨・関節)
・軟部組織
・感覚器

【学習の方法】
・受講のあり方
いずれのコースでも重要な疾患を中心に講義を行う。講義で触れなかった疾患についても教科書などで学習する。
講義は配布したレジメを中心に行う。
・授業時間外学習へのアドバイス
教科書と参考書を挙げておくので参考にする。
講義中に疑問に思ったことはそのままにせずに、教員に質問するか教科書や参考書で確認する。

【成績の評価】
・基準
講義が終了した範囲について分割して試験を行い、合計100点で評価する。
60点以上の得点者を器官病理学の合格者とする。
・方法
筆記試験(マクロ・ミクロ所見の写真問題を含む)を分割して行い、これらを合計したものを評価する。受験資格として履修規定第4条を適用する。

【テキスト・参考書】
「ルービン病理学 ―臨床医学への基盤―」(初版)、鈴木・中村・深山・山川・吉野監修、西村書店(2007年)
「カラーアトラス・基礎組織病理学」(第4版)、今井・山川監修、西村書店(2004年)
「カラーアトラス・マクロ病理学」(第3版)、山川・横井・吉野監訳、西村書店、(2005年)
「アンダーウッド病理学」(第2版)、森・鈴木監訳、西村書店、(2002年)
「カラーダイナミック病理学」(初版)、鈴木・山川・吉野監修、西村書店、(2010年)

【その他】
・学生へのメッセージ
教科書的な内容にとどまらず、最新の情報も提供します。
筆記試験への対応には、過去問や資料だけでは不十分です。
是非、教科書を活用して下さい。
・オフィス・アワー
随時受け付けますが、アポを取ることを心がけて下さい。

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