全身性疾患学・内科系(内科三)
 Systemic disease : Neurology, Hematology, Metabolism, Endocrinology and Diabetology
 担当教員:石澤 賢一(ISHIZAWA Kenichi),鈴木 匡子(SUZUKI Kyoko),諏佐 真治(SUSA Shinji)

 担当教員の所属:医学部医学科
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:11単位  開講形態:講義
 開講対象:医学科  科目区分:専門教育・必修  
【授業の目的】
神経筋疾患、内分泌・代謝疾患、血液疾患の診断及び治療について学ぶ。
講義では上記の疾患に対する理解を深めることを目的とする。
臨床実習においては、さらに医療面接、身体診察、検査データの理解、診断、治療法とその評価、および患者に対するマナーについても指導する。

【授業の到達目標】
神経疾患、内分泌・代謝疾患、血液疾患に関して、病歴、症状、身体所見、検査データより、病態を踏まえて鑑別診断ができる。
神経疾患、内分泌・代謝疾患、血液疾患に関して、標準治療を提示し、有害事象、配慮すべき事項に関して説明できる。

【授業概要(キーワード)】
パーキンソン病、認知症、糖尿病、非腫瘍性血液疾患、造血器腫瘍

【科目の位置付け】
本授業では、臓器別疾患学で学んだ基本的事項に基づき、より実臨床に近い内容について学習する。

【授業計画】
・授業の方法
講義及び実習
・日程
第4学年
全身性疾患学臨床講義(平成29年5月29日~6月16日・6月26日~7月7日、毎月曜日 8:30~10:10)

1回目 パーキンソン病および類縁疾患
2回目 認知症をきたす疾患
3回目 糖尿病および合併症
4回目 血液疾患(非腫瘍性)
5回目 造血器腫瘍

【学習の方法】
・受講のあり方
遅刻、途中退席はしない。
・授業時間外学習へのアドバイス
臓器別疾患学で学んだ事柄に関し、再度確認しておく。

【成績の評価】
・基準
病態から、症状、検査所見、身体所見が説明できる。
標準治療の治療効果、有害事象が提示できる。
・方法
試験およびレポート提出、講義における出席日数は3/4以上必要。
試験の正解率は60%以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
内科学 (朝倉書店)・内科学書(中山書店)・吉利内科診断学(金芳堂)・ベッドサイドの神経の診かた(南山堂)・標準神経病学(医学書院) Meritt's Neurology(LWW)・ジョスリン糖尿病学(医学書院)・Williams Textbook of Endocrinology(Saunders)・Wintrobe's Clinical Hematology(Lea and Febiger)・J.H.Jandl's BLOOD:Textbook of Hematology
(Little,Brown and Co.)

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