【授業の目的】
神経筋疾患、内分泌・代謝疾患、血液疾患の診断及び治療について学ぶ。 講義では上記の疾患に対する理解を深めることを目的とする。 臨床実習においては、さらに医療面接、身体診察、検査データの理解、診断、治療法とその評価、および患者に対するマナーについても指導する。
【授業の到達目標】
神経疾患、内分泌・代謝疾患、血液疾患に関して、病歴、症状、身体所見、検査データより、病態を踏まえて鑑別診断ができる。 神経疾患、内分泌・代謝疾患、血液疾患に関して、標準治療を提示し、有害事象、配慮すべき事項に関して説明できる。
【授業概要(キーワード)】
パーキンソン病、認知症、糖尿病、非腫瘍性血液疾患、造血器腫瘍
【科目の位置付け】
本授業では、臓器別疾患学で学んだ基本的事項に基づき、より実臨床に近い内容について学習する。
【授業計画】
・授業の方法
講義及び実習
・日程
第4学年 全身性疾患学臨床講義(平成29年5月29日~6月16日・6月26日~7月7日、毎月曜日 8:30~10:10) 1回目 パーキンソン病および類縁疾患 2回目 認知症をきたす疾患 3回目 糖尿病および合併症 4回目 血液疾患(非腫瘍性) 5回目 造血器腫瘍
【学習の方法】
・受講のあり方
遅刻、途中退席はしない。
・授業時間外学習へのアドバイス
臓器別疾患学で学んだ事柄に関し、再度確認しておく。
【成績の評価】
・基準
病態から、症状、検査所見、身体所見が説明できる。 標準治療の治療効果、有害事象が提示できる。
・方法
試験およびレポート提出、講義における出席日数は3/4以上必要。 試験の正解率は60%以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
内科学 (朝倉書店)・内科学書(中山書店)・吉利内科診断学(金芳堂)・ベッドサイドの神経の診かた(南山堂)・標準神経病学(医学書院) Meritt's Neurology(LWW)・ジョスリン糖尿病学(医学書院)・Williams Textbook of Endocrinology(Saunders)・Wintrobe's Clinical Hematology(Lea and Febiger)・J.H.Jandl's BLOOD:Textbook of Hematology (Little,Brown and Co.)
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