基本診療学(救急)
 Emergency & Critical Care Medicine
 担当教員:中根 正樹(NAKANE Masaki), 屋代 祥典(YASHIRO Yoshinori), 小林 忠宏(KOBAYASHI Tadahiro)
 担当教員の所属:医学部医学科
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:9単位  開講形態:講義
 開講対象:医学科  科目区分:専門教育・必修  
【授業の目的】
救急医学の基礎と臨床を学ぶ

【授業の到達目標】
救急医学の基礎知識を習得する
1.救急医学と救急医療の概略を理解する
2.侵襲と生体反応について説明できる
3.救急診断の方法を説明できる
4.基礎的救急処置について説明できる
5.心肺蘇生法を習得し実践できる
6.ショックの鑑別と治療法を説明できる
7.外傷・熱傷患者の評価・初期対応と治療法について説明できる
8.急性中毒患者の初期対応と治療法について説明できる

【授業概要(キーワード)】
救急疾患 症候学 集中治療医学 心肺蘇生
呼吸管理 循環管理 代謝管理

【科目の位置付け】
臨床救急・プライマリケアの実践のための基礎知識習得

【授業計画】
・授業の方法
オリエンテーション、救急医学総論、
救急医学にかかわる特別講義 (急性中毒、救急医療体制、臨床救急各論、心肺蘇生法、災害医療)
配布資料とスライドプレゼンテーションによる講義
・日程
教員による講義
4月 7日(金)10:20-12:00 BLSとACLS 担当:屋代 祥典
4月14日(金)10:20-12:00 救急医学総論 担当:中根 正樹
4月21日(金)10:20-12:00 臨床中毒学 担当:中根 正樹
4月28日(金)10:20-12:00 災害医療、救急初療における手技・処置 担当:小林 忠宏
5月12日(金)10:20-12:00 外傷・熱傷 担当:中根 正樹

【学習の方法】
・受講のあり方
講義への出席は必須
・授業時間外学習へのアドバイス
推奨されたテキストなどにより予習しておくこと
受講されたら、講義内容について十分に復習し、理解を深めておく

【成績の評価】
・基準
試験・積極性・態度で評価する。
・方法
多肢選択問題式の試験を行う。

【テキスト・参考書】
標準救急医学(医学書院)
BLSヘルスケアプロバイダー ガイドライン2015準拠
ACLSプロバイダーマニュアル ガイドライン2010準拠
外傷初期診療ガイドライン(へるす出版)
救急医療パーフェクトマニュアル(羊土社)

【その他】
・学生へのメッセージ
講義に対しては積極的に取り組むことが重要であり、たった5回しかない講義で救急医学のすべてを教えることは不可能である。
予習→受講→復習という勉強習慣をつけよう!

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