【授業の目的】
病態生理や薬理学を理解し適切な看護を行うため、正常な人体の機能の知識を身につける.
【授業の到達目標】
人体機能に関する基礎的知識を習得すること,その上でそれらの知識を土台として,自分自身の頭で考える力を身につける.
【科目の位置付け】
生体の機能調節を理解し, 根拠に基づく安全な看護実践能力と生涯にわたり学びつづける能力を獲得するため重要な基礎となるものである.
【授業計画】
・授業の方法
講義形式や課題による自学自習も求められる. 人体機能学,病態生理学,薬理学を関連づけて,機能の破綻(病態生理)とそれを元に戻すための薬についても講義する.
・日程
授業期間:10月~2月 授業時間帯;水曜日13:00~16:10(5~8校時) 授業内容:細胞機能の基礎,細胞膜の興奮発生と興奮伝導,シナプス伝達,自律神経系および 運動神経系の構成と機能,伝達物質と受容体,情報伝達機構),骨格筋,心筋,平滑筋の興奮 収縮連関,心血管系の機能,呼吸機能, 腎機能, 血液の機能,血液型,消化器, 内分泌, 酸塩基平衡 ●実習日および筆記試験の日程は授業の中で通知する.
【学習の方法】
・受講のあり方
ノートを取るだけの受け身型ではなく,何故,どうして・・・等と考え,疑問をもちながら受講して欲しい.小テストや課題なども行ってもらいます.
・授業時間外学習へのアドバイス
初回の授業の時に詳細な授業日程表を配布する.進行に応じて教科書や参考書で予習し理解を深めてください. その日の内に授業内容を完全に理解することが望ましい.理解できなかった箇所については授業後に質問するかあるいは教科書や参考書を用いて調べ復習すること.
【成績の評価】
・基準
筆記試験の成績を最重視する.成績評価の結果,60点に満たない者を不合格とする.レポートなども考慮する場合がある.
・方法
筆記試験、成績評価の結果,60点に満たない者を不合格とする.なお,再試験は1回限りとする.レポートを提出しない者は、試験成績にかかわらず不合格とする.
【テキスト・参考書】
テキスト:生理学テキスト (大地陸男) 文光堂 または、図解ワンポイント生理学(片野由美、内田勝雄)サイオ出版 参考書:得意になる解剖生理 (美田誠二)照林社 ギャノング生理学 24版 丸善出版
【その他】
・学生へのメッセージ
2年生以降で習う講義の基礎であり、一生使う知識です. しっかり基礎固めをしましょう.
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