【授業の目的】
薬の作用機序、副作用を学ぶ. 薬の相互作用や薬物動態について学ぶ.
【授業の到達目標】
薬理学総論を学ぶことによって、薬剤について説明できる. 看護機能学で学んだ身体の仕組みに薬剤がどのように作用するかを説明できる. 身体の仕組みに対する効果から、副作用の発生機序について概説できる. 薬剤相互作用や薬害・薬剤副作用について概説できる.
【授業概要(キーワード)】
作用機序、副作用、薬剤相互作用
【科目の位置付け】
薬物の生体における作用機序を理解し、根拠に基づく安全な看護実践能力と生涯にわたり学べる能力を獲得するための基礎となるものである.
【授業計画】
・授業の方法
講義による。
・日程
授業期間:4月~7月 授業時間帯:水曜日13:00~16:10(5~8校時) 授業内容: 薬理学総論,中枢神経系の機能,中枢神経系作用薬,自律神経系作用薬,局所麻 酔薬,筋弛緩薬,心臓血管系作用薬(抗高血圧薬,強心薬,抗狭心症薬,抗不整脈薬),中枢神経作用薬実習,腎臓の機能と利尿薬, 抗腫瘍薬, ステロイド
看護機能学で学んだ知識の復習をしてもらいつつ薬理学を勉強する.
【学習の方法】
・受講のあり方
ノートを取るだけの受け身型ではなく疑問をもちながら受講して欲しい.講義の区切りごとに小テストや課題をしてもらいます.
・授業時間外学習へのアドバイス
人体構造学や看護機能学の関連部分を予習することが望ましい. 臨床にどのようにつながるのかを考えながら、病態生理や疾病論とも関連付けて学んでください.
【成績の評価】
・基準
筆記試験による。 科目の到達目標に達しているかどうかで判断する。 60点以上を合格とし,60点未満を不合格とする。 なお、レポート結果も参考として、成績評価に加えることがある。
・方法
試験を科目終了時に行う.なお,再試験は1回限りとする. レポートを提出しない者は、試験成績にかかわらず不合格とする。
【テキスト・参考書】
教科書: コメディカルのための薬理学 第2版 朝倉書店 参考書: 薬が見える 1, 2, 3 (MEDIC MEDIA)
【その他】
・学生へのメッセージ
適切で安全な看護を行うために薬理学の知識は必須です.
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