人間工学
 Human Biomechanics
 担当教員:石田 陽子(ISHIDA Yoko)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 開講学年:2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 人体の構造と機能特性に関する十分な知識を身につけ,看護実践上の課題やその解決方法に対する理解を深める.

【授業の到達目標】
 授業計画に記載する各項目について人体の構造と機能特性に関する知識をもとに自分の言葉で要約・説明できる.

【科目の位置付け】
 この授業は1年次に学習した人体の構造・機能に関する科目とこれから学ぶ看護実践に関する科目をつなぐものである.
 看護実践上の課題について人体の構造・機能学的観点から論理的に分析し,その解決方法を見出す力を身につけるものである.
 (医学部看護学科のカリキュラム・ポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
 講義形式を主体とする.
 毎回看護実践上の課題について取り上げる.
・日程
 10月 6日 (第1回) :運動の機構
 10月 6日 (第2回) :老化に伴う運動器の構造・機能的変化
 10月13日 (第3回) :排泄機構
 10月13日 (第4回) :体温調節機構
 10月20日 (第5回) :皮膚の創傷治癒過程
 10月20日 (第6回) :褥瘡管理
 10月27日 (第7回) :痛みの受容機構と情報伝達機構
 10月27日 (第8回) :試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
 パワーポイントで示される講義内容をノートに筆記し,その理解に努める.
・授業時間外学習へのアドバイス
 参考書などをもとに講義の概要を把握しておく.疑問をもって授業に臨めるとなおよい.
 講義内容を自分の言葉で要約・説明できるよう整理してみる.
 理解の足りない内容はそのままにせず,質問などして解決に努める.

【成績の評価】
・基準
 人体の構造・機能に関する基礎的事項について,用語を正しく用いて適切に説明できることを合格の基準とする.
 筆記試験 (100点満点) の得点が60点以上を合格,60点未満を不合格とする.
・方法
 講義最終日に筆記試験を行う.再試験は行わない.
 出席日数が3/4に満たない学生は筆記試験を受ける資格を失うので留意すること.

【テキスト・参考書】
 参考書:渡辺皓編著 「図解ワンポイント解剖学 人体の構造と機能」 サイオ出版

【その他】
・学生へのメッセージ
 看護実践場面をイメージしながら,その課題解決のために人体の構造・機能に関する基礎知識がどのように活かされるのか実感して欲しい.
・オフィス・アワー
 開講日の授業終了後適宜応じる.

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