看護統計学
 Statistics for Nursing
 担当教員:古瀬 みどり(FURUSE Midori),武田 洋子(TAKEDA Yoko),松浪 容子(MATSUNAMI Yoko),東海林美幸(TOKAIRIN Miyuki)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
統計学の知識は、科学的で客観的な看護研究に必須である。本講義では、看護師・保健師・助産師に必要とされる統計学の基本的な考え方を、演習を交えながら理解し、活用できることを目的とする。

【授業の到達目標】
看護学における統計学の必要性を理解し、表計算ソフトを用い、データの一次集計や基本的な検定ができる。
現場における統計学の利用方法を学び、活用することができる。

【授業概要(キーワード)】
統計、看護研究

【科目の位置付け】
看護に必要な統計学の基本的な知識を身につけるためのもの。統計学の知識は国家試験にも必須であり、現場での看護研究にも大いに活用される。

【授業計画】
・授業の方法
CBT室にて、講義と演習を並行して行う。はぼ毎回パソコンを使用するので、教室に入ったら、自分のパソコンを起動しておくこと。
・日程
水曜日3・4校時に開講
4月12日 授業の進め方とガイダンス
4月19日 看護における統計学とは(講義と演習)
4月26日 基本統計量を求める①(講義と演習)
5月10日 基本統計量を求める②(講義と演習)
5月17日 確率分布、ばらつき(講義と演習)
5月24日 検定方法を選ぶには(講義と演習)
5月31日 対応のないt-検定(講義と演習)
6月 7日 対応のあるt-検定(講義と演習)
6月14日 χ2検定(講義と演習)
6月21日 相関(講義と演習)
6月28日 看護における統計学の活用①(演習)
7月 5日 看護における統計学の活用②(演習)
7月12日 看護における統計学の活用③(演習)
7月19日 試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
USBメモリ(容量不問)を準備する。
表計算ソフトの使い方がわからない場合は、周囲の学生や教員に遠慮なく聞くこと。
特にパソコンを使用しているときには、周りの真似することから、始めましょう。
・授業時間外学習へのアドバイス
テキストを、あらかじめ読んでおくこと。
テキストを読み返して、どこに何が書いてあるかがわかれば、それでかまわない。このテキストの活用法がわかれば、合格水準に達していると考える。

【成績の評価】
・基準
表計算ソフトを用い、データの一次集計や基本的な検定ができることが合格の基準である。
・方法
最終講義日の試験90点に、授業への参加状況を10点で評価し、加点する。

【テキスト・参考書】
医療系のためのやさしい統計学入門、中村好一、 診断と治療社

【その他】
・学生へのメッセージ
CBT室にて授業を行う。看護学科棟より移動が必要なため、授業開始時刻に遅れないこと。本科目は、4年次における卒業研究の基礎科目です。
研究の進め方について、その予備的な知識を学びます。
・オフィス・アワー
授業終了後昼休み 教員研究室

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