生活援助論1
 Method to Fulfilling Individual's Need 1
 担当教員:布施 淳子(FUSE Junko),松田 友美(MATSUDA Yumi),田中 聡美(TANAKA Satomi),新野 美紀(NIINO Miki)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生活援助論1・2では、日常生活行動を援助するための基礎的な看護援助方法について学ぶ。
看護師が対象者の生活行動を援助するためには、正しい知識と観察に基づく分析力と判断力、そして具体的な看護援助技術の習得が必要になる。看護師が対象者個々の健康状態に応じた援助を実施できるよう、この科目では日常生活行動への具体的な看護援助技術方法の基礎を養うことをねらいとする。

【授業の到達目標】
「生活行動の援助技術」を理解できる。
「生活行動の援助技術」を実施できる。

【科目の位置付け】
この授業は看護実践能力の基盤となる基礎看護技術を習得するものである。

【授業計画】
・授業の方法
講義と演習とで構成する。
1.人間の日常生活行動とニード
2.コミュニケーション
3.療養環境「環境整備・ベッドメーキング・シーツ交換・寝衣交換」
4.活動と休息「基本体位と良肢位・体位変換・移動と移送・歩行介助」
5.身体の清潔「全身清拭・熱布清拭」「足浴」「洗髪」
*「 」内は演習内容
・日程
4月18日から7月25日までの火曜日、8:50から12:00まで

【学習の方法】
・受講のあり方
生活援助論1・2は看護学の最も基本となる方法論である。ここでは自己学習、グループ学習を積極的に行い基本的な援助技術の習熟を図る。よって、知識はもちろん技術に関して予習・復習が必要となる。演習方法については開講時にオリエンテーションを実施する。
・授業時間外学習へのアドバイス
演習にはデモンストレーション(演習1)と技術習得確認のための演習(演習2)がある。よって、演習1の内容を身につけたうえで演習2に参加することになる。
1つ1つの項目の積み重ねが重要になるため反復学習が必要になる。

【成績の評価】
・基準
下記の方法により判断し60点以上を合格とする。
・方法
筆記試験、実技試験、レポート、出席日数など総合的に判断して合否を判断する。

【テキスト・参考書】
1.藤崎 郁、川村治子:基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ、医学書院
2.三上れつ、小松万喜子編集:演習・実習に役立つ基礎看護技術、ヌーヴェルヒロカワ
3.志自岐康子、松尾ミヨ子編集:ナーシンググラフィカ基礎看護学③ 基礎看護技術、メディカ出版
4.深井喜代子、前田ひとみ編集:基礎看護学テキスト、南江堂

【その他】
・学生へのメッセージ
特に演習は実技試験の形式をとるため演習内容を十分理解した上で臨むこと。演習内容は練習を重ねることが肝要である。
・オフィス・アワー
全担当教員 火曜日 16:10から17:00まで
布施 淳子:基礎看護学
松田 友美:基礎看護学
田中 聡美:基礎看護学
新野 美紀:基礎看護学

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