成人看護学概論
 Introductoin to Adult Nursing
 担当教員:古瀬 みどり(FURUSE Midori),武田 洋子(TAKEDA Yoko)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
成人期にある対象の特性とその看護の概要を学ぶ。
成人期にある対象の特性ならびに健康上の問題が人々に及ぼす影響を理解する。また健康問題を解決する援助に必要な理論を学ぶことを目的とする。

【授業の到達目標】
成人期にある人の発達と役割を理解し、説明できる。
成人の健康と病気体験に関する理解を深める。
看護師と患者およびその家族との援助関係のあり方を理解し、説明できる。
継続看護とチームアプローチの方法を理解し、説明できる。

【授業概要(キーワード)】
成人、急性期、回復期、慢性期、終末期、健康問題

【科目の位置付け】
3年次開講の成人看護学各論を学ぶための基礎的知識を得るための科目である。

【授業計画】
・授業の方法
金曜日 5・6・7・8校時
教科書を中心とした講義を行う。
・日程
4月 7日 ガイダンス、成人期の特徴、成人看護学とは
4月14日 成人保健の動向
4月21日 慢性の病気をもつ対象の特性
4月28日 慢性の病気をもつ人への看護
5月12日 慢性期看護に適応できる概念、急性期にある患者の特性
5月19日 周手術期の看護
5月26日 周手術期の看護
6月 2日 試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
教科書を購入し、本文に線を引くなどして活用する。授業を黙って聞いているだけではなく、何事にも関心を持ち積極的に質問を行なうこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
これまでの講義で修得した知識と成人看護学がリンクし理解が深められるよう、他の授業科目をしっかり勉強すること。
授業中に紹介された参考図書は必ず読む。つねに問題意識をもち、なぜそうなのかを考え自分の意見を述べられるようにする。

【成績の評価】
・基準
成人看護学の基本的な概念や用語を正しく理解していることを合格の基準とします。
・方法
授業終了後に筆記試験を100点満点で行う。
60点以上を合格、再試験は1回のみ行う。

【テキスト・参考書】
大西和子他、成人看護学 成人看護学概論、NOUVELLE HIROKAWA
雄西智恵美他、成人看護学 周手術期看護論、NOUVELLE HIROKAWA

【その他】
・学生へのメッセージ
限られた時間で広範囲にわたる授業を行なうので、遅刻・欠席をせず時間を有効に使用すること。
・オフィス・アワー
金曜日の午後、各授業担当教員の研究室

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