【授業の目的】
(1)高齢期にある人々の看護に必要な基本的視点を得ることを目的とする。 (2)高齢者・加齢(Aging)について理解を深めることを目的とする。 (3)高齢者看護学の概念と役割について理解を深めることを目的とする。 (4)高齢者の人権擁護・支援の実際と課題について理解を深めることを目的とする。
【授業の到達目標】
(1)加齢に伴う個人の身体的・心理的・社会的変化について説明できる。 (2)高齢者に関する保健・医療・福祉制度の実際と看護の役割について説明できる (3)高齢者のQuality of life:QOLの向上、自己決定の尊重への看護支援について説明できる。
【授業概要(キーワード)】
加齢と老化、高齢者看護の理論と倫理、高齢者のQOLと生活機能、高齢者の人権擁護
【科目の位置付け】
高齢者看護学の導入
【授業計画】
・授業の方法
限られた時間ですが、可能な限り参加型とする。
・日程
毎週金曜日 1・2校時: 8:50~10:20 6月 9日 1.高齢者の特徴と理解、加齢に伴う変化① 身体・心身認知能力の変化 6月16日 2.加齢に伴う変化②心理・精神機能の変化、③社会機能 6月23日 3.高齢者の理解とコミュニケーション、高齢者と家族、健康 6月30日 4.高齢者とQOL、高齢者看護の特性、諸理論、倫理 7月 7日 5.高齢者看護の基本と支援の実際 (講師:北村山公立病院 医療福祉連携室 看護師長 老人看護専門看護師 後藤慶 氏) 7月14日 6.高齢者を支える制度と社会資源 7月21日 7.認知症高齢者の人権擁護、社会福祉制度と支援の実際 (講師:社会福祉法人恩恵財団 済生会支部山形県済生会 特別養護老人ホーム ながまち荘 業務主査(社会福祉士) 竹田征子 氏) 7月28日 8.試験
※講義内容について、変更がある場合には事前に通知します。
【学習の方法】
・受講のあり方
高齢期は、全ての人々の連続した人生の続きであり、蓄積です。固定観念(エイジズム)にとらわれない視点で講義に臨んでください。
・授業時間外学習へのアドバイス
高齢者や加齢をテーマとする書籍・映画等を可能な限り触れ、高齢期の生き方、社会としての課題、看護のあり方について考察しましょう。
【成績の評価】
・基準
試験・レポート内容、講義への参加姿勢
・方法
レポートおよび試験
【テキスト・参考書】
講義初回までに提示する。 その他は、授業で紹介する。
【その他】
・オフィス・アワー
金曜日13時-16時 ・担当教員の専門分野 佐藤 和佳子(SATOH Wakako):高齢者看護学 川口 寛介(KAWAGUCHI Kansuke):高齢者看護学 竹田 征子(TAKEDA Masako):社会福祉法人恩賜財団 済生会支部山形県済生会 特別養護老人ホーム ながまち荘 業務主査(社会福祉士) 後藤 慶(GOTOH Kei):北村山公立病院 医療福祉連携室 看護師長 老人看護専門看護師
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