【授業の目的】
小児看護における援助技術について学ぶ。 グループワークや演習を通して,子どもの権利を遵守する方法や小児看護の実践的な介入の方法論を学ぶ。
【授業の到達目標】
1.子どもの持つ権利を遵守する方法について理解できる。 2.子どもの健康障害の種類と段階に応じた看護方法について理解できる。 3.小児看護を展開する看護過程について理解し,事例を用いて看護過程を展開できる。 4.小児看護における基礎看護技術および特殊技術について理解し,モデルを用いて実施できる。
【授業概要(キーワード)】
看護介入方法
【科目の位置付け】
専門科目の中の小児看護学に位置づけられる。小児看護学の専門的知識と確かな技術に裏打ちされた安全な看護を提供し評価できる看護実践能力を身につけるための科目である。
【授業計画】
・授業の方法
講義と演習を中心に行う。
・日程
1.子どもの権利擁護とプレパレーション(4月7日) 2.慢性期にある子どもと家族の看護(4月14日) 3.周手術期にある子どもと家族の看護(4月21日) 4.周手術期にある子どもと家族の看護(4月28日) 5.小児がん看護(5月12日) 6.NICUにおける看護(5月19日) 7.子どもの虐待と看護(5月26日) 8.小児看護における看護過程(演習)(6月9日) 9.小児看護における看護過程(演習)(6月16日)2コマ 10.小児看護における看護過程(6月23日)2コマ 11.小児における看護技術(演習)(6月30日)2コマ
【学習の方法】
・受講のあり方
1.小児看護方法2と抱き合わせで授業を行う 2.グループワークや演習では自分の意見を明確にするように心がけること 3.他のメンバーと協働して学習を進めること 4.主体的に取り組むこと。
・授業時間外学習へのアドバイス
1.小児看護方法1で学習した基本的アセスメントとケアの方法を復習しておくこと 2.テキストを事前に読んで授業に望むこと
【成績の評価】
・基準
到達目標にあわせた,筆記試験,グループワーク,および演習を実施し,演習態度,プレゼンテーション内容,レポートにより,60点以上を合格とする。
・方法
成績は試験,出席,演習態度,プレゼンテーション,レポートをもとに総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
系統看護学講座 専門分野Ⅱ,小児看護学〔1〕,医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ,小児看護学〔2〕,医学書院
【その他】
・学生へのメッセージ
知的な関心,心のこもった人間的な関心,技術的な関心の3つの関心を持って学習してほしい。 演習を無断で欠席した場合は補講は行わないので留意すること。
・オフィス・アワー
毎週金曜日12時~13時(研究室) Email:yksato@med.id.yamagata-u.ac.jp
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