母性看護学概論
 Introduction to Maternity Nursing
 担当教員:藤田 愛(FUJITA Megumi),山口 咲奈枝(YAMAGUCHI Sanae),山田志枝(YAMADA Yukie)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
母性看護学の概要および女性の各ライフステージにおける健康の諸問題を理解することを目的とする。
母性看護学の対象および現代社会における母性看護学の諸問題とその解決策について看護学視点から理解することを目的とする。

【授業の到達目標】
1.母性の特性,母子の健康を守るための社会資源について説明できる。
2.女性のライフステージ各期における母性看護の役割を説明できる。
3.母性に関連する各種専門領域との連携について説明できる。

【授業概要(キーワード)】
女性の各ライフステージにおける看護

【科目の位置付け】
この授業では,母性看護学の対象および現代社会における母性看護学の諸問題を解決するための科学的根拠に基づいた看護を提供する力を身につけるものである。

【授業計画】
・授業の方法
オムニバス方式の講義
・日程
授業時間帯:4月7日~6月2日の金曜日 10:30~12:00
詳細は4月7日の授業開始日に提示する。
1.母性の看護の基盤となる概念
2.母性看護の対象を取り巻く社会の変遷と現状
3.女性のライフサイクルにおける形態・機能変化・ジェンダーの発達
4.リプロダクティブヘルスケア/ヘルスプロモーション
5. 成熟期の健康と看護
6. 更年期の健康と看護
7.女性への健康教育
8.試験とまとめ

【学習の方法】
・受講のあり方
テキストとパワーポイントなどの資料を使用する。
講義や討論に積極的に参加し,母性看護学の果たす役割を学ぶ。
・授業時間外学習へのアドバイス
母性に関して今,何が話題になっているのか。母性を取り巻く身体的,心理的,社会的環境について,新聞・本・雑誌・TVなどで取り上げられている様々な情報に関心をもって授業に参加する。
講義資料およびテキストを熟読する。

【成績の評価】
・基準
1.母性の特性,母子の健康を守るための社会資源について説明できる。
2.女性のライフステージ各期における母性看護の役割を理解している。
3.母性に関連する各種専門領域との連携について理解している。
4. 母性の課題について自分の考えを論述的に伝えることができる。
・方法
平常点,レポート,試験をもとに総合的に評価する。
60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
(テキスト)
森恵美編著:系統看護学講座専門Ⅱ 母性看護学概論,医学書院
(参考書)
講義の中で紹介する。

【その他】
・学生へのメッセージ
母性とはなにかを幅広く,そして柔軟に考えていきましょう。
・オフィス・アワー
火曜日12:00~13:00

42000031-2017-04-41200