【授業の目的】
1.助産師の役割,職業的責務,対象の特性,助産学を構成する理論などの助産学の基盤となる概念を理解すること目的とする。 2.母子保健の動向や生殖補助医療,性感染症予防などの性と生殖に関する健康問題,生命倫理を含めた助産活動に必要な基礎知識を得ることを目的とする。
【授業の到達目標】
1.女性のライフステージ各期における対象の特性,助産師の役割,職業的責務について理解できる。 2.母子を取り巻く環境を理解し,個人および社会に対して必要な地域の社会資源の活用や調整を理解できる。 3.母子保健の動向を把握し,生殖補助医療,性感染症予防などの性と生殖に関する健康問題と関連付けた助産活動を理解できる。
【授業概要(キーワード)】
妊産婦・新生児の特性,助産師の役割,助産師の職業的責務,母子保健の動向
【科目の位置付け】
この授業では,助産師の役割,職業的責務,対象の特性,助産学を構成する理論などの助産学の基盤となる概念を理解し,助産実践能力を高めるものである。
【授業計画】
・授業の方法
オムニバス方式の講義ならびに演習。 演習は学生が中心になって進めてもらいます。
・日程
1月15日~2月5日(月曜日)1~8校時8:50~16:10 2月14日(水)1~8校時8:50~16:10 1.助産の概念 2.助産師の業務と責務 3.母子保健の動向 4.母子の基礎科学 5.母子の健康科学 6.試験とまとめ (授業開始時に授業時間帯・内容を提示する)
【学習の方法】
・受講のあり方
事前に授業内容についてまとめ,授業では積極的に討論すること。自ら、課題を見つけ、それを解決していくように学習を進めること。発表は、聞き手が理解できるように行う工夫をすること。
・授業時間外学習へのアドバイス
母性看護学概論,母性看護方法,母性の健康と保健などの既習の科目を復習しておくこと。
【成績の評価】
・基準
1.女性のライフステージ各期における対象の特性,助産師の役割,職業的責務について説明できる。 2.母子を取り巻く環境を理解し,個人および社会に対して必要な地域の社会資源の活用や調整を説明できる。 3.母子保健の動向を把握し,生殖補助医療,性感染症予防などの性と生殖に関する健康問題と関連付けた助産活動を説明できる。
・方法
平常点,試験,レポートをもとに総合的に評価する。 60点以上を合格とする
【テキスト・参考書】
(テキスト) 1.我部山キヨ子:助産学講座1 基礎助産学[1]助産学概論,医学書院 2.我部山キヨ子:助産学講座2 基礎助産学[2]母子の基礎科学,医学書院 3.我部山キヨ子:助産学講座3 基礎助産学[3]母子の健康科学,医学書院 4.我部山キヨ子:助産学講座4 基礎助産学[4]母子の心理・社会学,医学書院(参考書) 講義の中で紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
自ら積極的に学ぶこと,考えること,行動すること。すべて、助産師の自律性を高めていくものです。
・オフィス・アワー
火曜日12:00~13:00
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