【授業の目的】
1.助産診断・技術学、地域母子保健および助産管理などの既習科目を統合させ、科学的根拠に基づいた助産技術を実践する能力を習得することを目的とする。
【授業の到達目標】
1.経腟分娩を10回程度介助できる。 2.助産過程を展開し、分娩経過の診断を的確に行える。 3.安全性と快適性に配慮した助産技術を提供できる。 4.異常分娩の介補や緊急への対応について説明できる。 5.帝王切開術の見学と術後の母子への支援を説明できる。 6.妊娠期の保健指導やバースプランの支援を理解し実施できる。 7.産褥期の母乳育児支援など多様なニーズに対応した母子保健サービスを提供できる。 8.医療チームの一員として総合的な助産援助を行える。 9.実践を通して、助産専門職としてのあり方を理解し、自己の課題を明確にできる。
【授業概要(キーワード)】
分娩介助、保健教育実践
【科目の位置付け】
この授業では,妊娠期に必要な助産技術を学び、それに基づく支援方法を保健教育の演習により助産実践能力を高めるものである。
【授業計画】
・授業の方法
実習
・日程
授業時間帯:6月ー10月(夏休み期間は除く) 別途指示する
【学習の方法】
・受講のあり方
各実習施設において、助産学実習を行う。
・授業時間外学習へのアドバイス
助産過程の展開、助産技術の到達状況により、実習を中断する場合がある。そのため、事例の振り返りをしっかり行い、課題を持って実習に臨むこと。
【成績の評価】
・基準
分娩介助10例程度を満たす,実習内容,実習態度,実習記録に基づき総合的に評価する。 分娩介助は、段階的に評価する。そのため、各段階評価基準に達しない場合は、実習を中止する。
・方法
実習内容、実習態度、実習記録に基づき総合的に評価する。 分娩介助は、段階的に評価する。そのため、各段階評価基準に達しない場合は、実習を中止する。
【テキスト・参考書】
特になし。
【その他】
・学生へのメッセージ
助産学実習は、緊張を伴った長時間の実習となります。心身の健康管理をしっかりと行うこと。母子の安全と安楽な援助を提供するための助産診断能力が求められます。分娩介助一例一例の助産過程を振り返り、自己の課題を明確にしながら実習を進めてください。
・オフィス・アワー
火曜日12:00~13:00
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